kasu. "アガシラと黒塗りの村" 2026年2月2日

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@11uyksm
2026年2月2日
アガシラと黒塗りの村
作者・小寺さんのXでのスペースを拝聴している内、人柄に惹かれ、興味を持った1冊。 こんな物腰い柔らかい方から生まれる作品ってどんなんだろうと思っていたけど、民俗伝承ミステリーだとは。 正直、小難しいやつか…とも思ったけど、読んでみたら全くそんなことはなくて、むしろわかりやすくて、読みやすい。 Xでは「コーラが飲みたくなる小説」と言われていたので、チャットGPTとコーラポイントをメモしながら、本当にコーラが飲みたくなる小説なのか検証。 結果、本当にコーラが飲みたくなる小説でした。。 〜「裏山の神社で見つかった古文書を解読してくれ」 親友から依頼を受け出向いた先は、巨人伝説の残る奇妙な村だった… 古文書オタクの黒木鉄生は、大学時代の親友・八重垣志紀に頼まれ、村で発見された「沼神文書」と呼ばれる古文書を解読するために巨人伝説が残る農村を訪れた。村に到着したその夜、セイタカ様と呼ばれる巨大な地蔵の前で、議会議員の息子・島田光男が殺害された。さらに2日後には、こしかけ山と呼ばれる場所で八重垣の義妹・咲良の幼馴染が首を吊った状態で見つかる。「沼神文書」の解読作業を進める黒木は、村と村人の秘密、2人の死の真相に迫ることになり…。 第2回黒猫ミステリー賞受賞!一気読み必至の民俗伝承ミステリー。〜 🔪1日目の終盤、唐突に明らかな殺意・悪意のあるヤツ目線でのお話に切り替わる。先の展開が凄く気になる。(P.43~46) ⸻ 【コーラポイント】 🥤下戸の黒木に気を使って水森の義父がコーラを!(P.54) 突然のコーラに謎の喜び。そして、(P.57)では詳細が…! ビンのコーラとグラスとレモン!もうすでにこの時点でビンのコーラと冷えたグラスとレモンが欲しい…絶対美味しい。 🥤咲良お嬢様は1日に7~8本はコーラを飲むらしい。(P.94) 糖分もそうだけど、カフェインもなかなか摂取しているような…。それにしてもコーラを飲む場面が出てくると、コーラが飲みたくなる。 🥤「コーラは黒であるべき、ブラックでなければコーラではない。ゆえに、透明なコーラはコーラにあらず、と思い込んでしまう。だから、コーラが飲みたい人は透明なコーラには手を伸ばさないわけです」(P.176) こんなにコーラばっかり書いてある小説、見たことないなとおかしくなってしまった。 🔚物語の中に伏線が散りばめられていて、最後に全て回収される気持ちよさ。 先の展開が全く予想できないので、メモをすることも忘れて一気読み。 私もフルイモノが好きなので楽しめた1冊でした。
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