
ワタナベサトシ
@mizio_s
2025年3月12日

かつて読んだ
作家が読者と対峙するときの心がまえとでもいおうか、態度(スタンス)の宣言。ちくまプリマー新書なので、読者対象が中学生くらいなのかなと思うような噛み砕いた“やわらかめの”表現もちらほらある。
本書執筆の主たる動機は鴻巣友季子さんによる書評(誤読)とその後の展開への区切りとかアンサーの意味合いがあると思われるのだが、それだけではあまりにニッチな(新書に仕立てあげるほどのことではない)内容になってしまうので、なるべく一般化した話にしているのだな、という印象。
SNSはもちろん、“ニッポンの”書評は文章が短くて言葉足らずであることも悪弊っちゃそうなのだけれど、言及されるだけマシという気もする。
