しろくま "ルポアフリカに進出する日本の..." 2026年2月2日

ルポアフリカに進出する日本の新宗教
私が宗教と人間の関係に並々ならぬ関心のある人間であり、また、この本に登場するアフリカ諸国についてほとんど何も知らない(したがって、オリエンタリズムに基づいて本書を見ている恐れのある)人間だからなのか、とても面白かった。 ラエリアン・ムーヴメント、真如苑、崇教真光など、ぜんぜん知らない宗教についても知ることができた。 いくつかポイントはあると思うのだが、(日本で「怪しい新興宗教に入会しそうな人」として忌避される傾向にあるのとは異なって)アフリカで宗教に興味を示す人間が哲学的で真面目な真実を追求している人間と捉えられているのだろうという推測が面白かった。宗教への信仰と経済的状況との関係、(日本における)伝統宗教と新興宗教の関係にたいするアフリカ人の認識、日本からアフリカにわたった新興宗教間の対立など、興味深い点は尽きない。 増補新版が出ているらしいので、いつか読みたい。
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