
Filo
@filo_book
2026年2月4日
紙の梟 ハーシュソサエティ
貫井徳郎
読み終わった
感想
人ひとり殺したら死刑。疑わしきは罰する。そんな世界での話。
罪と罰、人の生命の重さとは、生きるとは何か。色んなことを考えながら読んだ。
びっくりするほど残忍な描写からスタートするのでやや面食らったが、短編なので思ったほどしんどくなかった。
どの話も面白かったが、「レミングの群れ」が断トツで好き。最後の一文を読んで思わず唸った。
表題作「紙の梟」は謎や疑問が少しずつ紐解かれていく感じに引き込まれ、ページを捲る手が止まらなかった。読後感もよかった。
個人的に満足度の高い一冊でした。

