
てらだ
@yoknel
2026年2月4日
体の贈り物
レベッカ・ブラウン,
柴田元幸
読み終わった
冬の日向のような連作短編集。ケアする相手やその周りの人たちを、柔らかく温かいまなざしで見つめているのが伝わって、読んでいて穏やかな気持ちになる。
描かれる肌ざわりも匂いも全部生々しくて、皆を生きた存在として本に残してくれた感じがする。
たまたま立ち寄った上野マルイ地下の本屋さんの閉店フェアで『誰かに届きますように』と書店員さんが本書にコメントを添えていて、カバーと帯の吸い付くような感触に惹かれ、『汗の贈り物』の書き出しを読んで、買った。読んでよかったです。
筆者の名前に覚えがある……と思ったら、手持ちの『昨日のように遠い日』に短編が収録されていたから読み返したい。

