むらさき "橘の家" 2026年2月5日

橘の家
橘の家
中西智佐乃
命のことは、正論では片付かない。 男性の非当事者性や不在、持つ者と持たざる者とのわかりあえなさの描写が印象に残った。 経験の有無で、この物語が単に「ホラー」や「狂気」に見えるか、切実な「リアル」に見えるかが分かれるのかもしれない。 なぜだか印象に残った一節 「(略)持っている人間は、正論しか言わへんなと、そこから由紀恵ちゃんと連絡を取っていない。もとより、子育てが忙しくなっていた彼女は、自分から連絡を取らなければ、連絡をしてくれることもなくなってきていた。」
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