

むらさき
@mamimu_012
- 2026年2月23日
ネット怪談の民俗学廣田龍平読み終わった民俗学の立場から「ネット怪談」の歴史を四半世紀にわたって俯瞰し、整理した一冊。 『変な家』や『近畿地方のある場所について』を読んで、令和ホラーブームの元ネタを知りたくて手に取りました。先の小説のみならず、SCPや「8番出口」など、最近の流行の源流がここにあったのかと面白く読みました。 「怪談(伝説)」と「ホラー(創作)」を分けて考えたことがない初心者でしたが、おかげで解像度が上がった気がします。本書で言及されていた『ジャパン・ホラーの現在地』にも興味が湧きました。 - 2026年2月22日
- 2026年2月19日
- 2026年2月19日
考察する若者たち三宅香帆読み終わった平成と令和のカルチャーを対比しながら、「正解」「報われ」を求める若者の心理を分析した一冊。様々な論点を一気に束ねていく力技感もあり、論拠や定義の置き方に「ん?」と思うところは正直あって。 ただ、第9章「自分らしさから生きづらさへ」以降は自分の感覚ともだいぶ重なり、終章の「最適化に抗う」という熱い主張は素直に受け取った。特に言語優位な人向けの処方箋のように感じた一方で、誰にも奪われない固有性を大切にすることは、自分にとって身体性を大事にすることにも繋がる気がするなと。感じて表現する営み、大事にしていきたい! - 2026年2月15日
- 2026年2月13日
- 2026年2月12日
小説にできること藤谷治読み終わった前作『小説は君のためにある』を面白く読み、今作も手にとりました。「この小説は考えさせられる。しかしこっちには感動しなかった。それはどちらも、自分を知り、自分を作っていく経験だ」という終盤の一節が印象的。 『さみしい夜のページをめくれ』の「本は鏡」「自画像を描く」という表現とも重なり、読書論のリンクを楽しめました。 個人的には、著者の小説における人物造形評を読んで、学生時代に習った「アレゴリーとリアリズム」の講義をふと思い出しました。ふんわりと文学部に興味がある人にもおすすめです。 - 2026年2月8日
さみしい夜のページをめくれならの,古賀史健読み終わった「アンタも図書委員なら憶えておきな。アタシたちはみんな、本を渡すことはできても、読書を渡すことはできないのさ」 (p.169 ヒトデの占い師のセリフ) 本当にそうだよなーと共感しました。タコジローたちとイシダイくんの『羊と鋼の森』に対する評価の違いの描写も印象的。学校司書的にはあるあるの光景。その本が「合わない」という評価も、それはそれで自分の好みを知り、自分を形づくるものの土台になる。個人的には、おためし読書の価値を再確認したような気持ちにもなりました。 - 2026年2月5日
さみしい夜のページをめくれならの,古賀史健読んでる - 2026年2月5日
橘の家中西智佐乃読み終わった命のことは、正論では片付かない。 男性の非当事者性や不在、持つ者と持たざる者とのわかりあえなさの描写が印象に残った。 経験の有無で、この物語が単に「ホラー」や「狂気」に見えるか、切実な「リアル」に見えるかが分かれるのかもしれない。 なぜだか印象に残った一節 「(略)持っている人間は、正論しか言わへんなと、そこから由紀恵ちゃんと連絡を取っていない。もとより、子育てが忙しくなっていた彼女は、自分から連絡を取らなければ、連絡をしてくれることもなくなってきていた。」 - 2026年2月4日
読み終わったイベント「本は港」で著者の方からサインをいただき、読み始めた一冊。 本棚をDIYし、器を選び、自分の「美味しい」に耳を澄ませ、着たいものをつくり、部屋を育てる。ご本人が迷いながら、もがきながら選択して行動していった過程がとても正直で誠実な筆致で描かれたエッセイ。 いいなと思いながらも、どうしても自分のできていないことに目が向いて、読みながら落ち込むこともありました。(「そうじゃないんだよ!」という内なる?安達さんの声が聞こえてきても、それでも。) ただ、読み終わって数日して、自分の生活を改めて振り返った時、 最近、シャワー浴からお風呂にして、刻んだ生姜を袋に入れて浮かべてみたり、水筒にお湯を入れて持ち歩くようになったり、夜、簡単なストレッチをしてみるという小さな変化があったことに気づきました。 モノにこだわる側面は薄いけれど、「生活改善運動」、私は私なりにしてたのかも。私にもできるのかも。 どんなにテクノロジーが発達しても、自分の身体は一つしかないから。 無理な修行じゃなく、自分の身体が「心地よい」と感じるほうへ。 「「これでいいや」で選ばないこと。「実は好きじゃない」を放置しないこと。」帯の言葉、とても好きです。 - 2026年1月24日
- 2026年1月20日
行った気になる世界遺産鈴木亮平読んでる - 2026年1月20日
パーフェクト・ブルー【新装版】宮部みゆき読み終わった薦められて読んでみたけれど、とても面白かった。普段ミステリはあまり読まないし、どちらかというと苦手。でも今回はキャラクターがハマったのか、構成が良かったのか、最後まで飽きずに読み切ることができた。大筋が犬の視点で語られていくっていうのも斬新で良かった。宮部さんの小説、ほかにも読んでみようかなという気持ち。 - 2026年1月13日
パーフェクト・ブルー【新装版】宮部みゆき読んでる - 2026年1月13日
- 2026年1月13日
- 2026年1月8日
お化け屋敷へ、ようこそユキミ・オガワ,吉田育未,大滝瓶太読み終わったホラーというか、怪異ファンタジー的な感じ。後半はSFや神話的なものも。特に「町外れ」「つらら」「巨人の樹」がお気に入りでした。 「千と千尋の神隠し」とか、恒川光太郎の「風の古道」が好きだし、ノスタルジックで、時々クスッとするようなユーモアが混じっているような話が好みなのかも。『夏目友人帳』とか。 人と人ならざるものものの交流が多く描かれているだけれど、人が主人公の行きて帰りし物語ではなく、怪異が日常のすぐ隣にいて、最後まで交流が絶たれない感じだったのも印象的。 - 2026年1月6日
成瀬は都を駆け抜ける宮島未奈読み終わった成瀬ファン、宮島さんファンはもちろん、森見登美彦ファンにもぜひ、ぜひとも読んでもらいたい! なぜかって?まあ、ほら、今回の舞台は京都だし。成瀬は京大生だし。細かいことは気にせず、とにかく読んでください。ふふふとなること請け合いですから。私は不意打ちのシナジーに喜びの舞を踊りそうになりました。なので、ホントは事前情報無しで出逢って欲しくはある。でも、素通りはもったいないから! たしかに成瀬は黒髪の乙女並みのファンタジーでみんなの太陽なのだけれど、島崎は他の人よりも成瀬解像度が高くて、島崎には成瀬なりの機微、人間らしさが見えているのがいいな。それでいて離れてから周りに嫉妬しちゃってるのも尊いな。ずっと仲良くしていておくれ。 あと、西浦くんがんばれ。私も含め、たぶんみんな応援してる。 - 2025年12月9日
変な家雨穴読み終わった遅ればせながら、話題の本をやっと読む。 たしかに読みやすい。 『本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む』で、雨穴さんが語っていた読みやすくするための工夫を(広めの行間とかページレイアウトの話も含めて)思い出しながら読了。
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