かおり "若冲" 2026年2月5日

かおり
かおり
@6kaorin5
2026年2月5日
若冲
若冲
澤田瞳子
若冲に妻がいた?その妻が自死?そこまではまだよかったのだが… 市川君圭が義弟・弁蔵⁈ それを描くための亡き妻なのか、と思うほどの創作、空想で、なかなか話が入ってこない。 著者の『火定』のような熱量もなく、若冲の絵に対する熱量も魅力も感じられず、ページも進まず。 完全なる小説、として受け止めることができたのならもっと楽しめた、のかも。 「はっきりした事は分からないので通説では生涯独身だったとされているのを作者がひっくり返した創作」 とのことだが、若冲だけならまだしも、市川君圭との関係性も相まって、史実よりも創作の分量が過多な気がして、誰の、何を読んでいるのかわからなくなってきて。 お志乃が語るせいか、若冲の真に迫った気概というか気迫みたいなものも感じられず。 十年待って漸く読んだ私としては少々肩透かしだった… とはいえ、池大雅、与謝蕪村、円山応挙ら当時の京画壇、政治的状況を読むことができたのでよかった、かな。 どうせ創作するなら、ほんのり、微か〜に本当に微かに B L要素を匂わせたNHKドラマ『ライジング若冲』の方が面白かった。 あくまでも個人的意見ですけれど。
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