

かおり
@6kaorin5
2025.07.24から はじめまして こんにちは♪
7月分からの記録。
読書メーターと併用しています。(7月以前のもの、約10年分はこちらに記録しています)
8月からnote始めました。
- 2025年10月8日檜垣澤家の炎上永嶋恵美まだ読んでる思ったより展開がスローペースなものだから 読む方もスローペースになってしまう。 思うように読み進められず、 ほかの本に軽く浮気しては元サヤ、を繰り返している。 いい加減、本命一本に絞って読みたいというのが本心ではある。
- 2025年10月7日それでも世界は回っている 1吉田篤弘読書日記読み終わった図書館で借りた一日二話と決めていたのだけれど。 けれど、半分辺り、オリオたちの旅が始まる辺りから二話の縛りを自ら破り ラストまで一気に読んでしまった。 どこかにありそうだけれど ありえない世界。 大人の童話だ。 閉ざされた世界から もう少し違った世界を見ている感じ。 珍しく人がひとり死ぬところから始まり、刑事さんまで出てくるのに、不思議と静かな世界。 「六番目のブルー」を求めて旅する彼ら。 歌って食べて。色んな人とすれ違って。 「六番目のブルー」というインクを、私も見てみたくなるし、インクで文字を書いてみたくもなる。 シリーズ3まで。 続きはゆっくり追いかけよう。
- 2025年10月6日それでも世界は回っている 1吉田篤弘読んでる図書館で借りた1日2話と決めて読んでいる。 ほかの本の合間に、息抜きに。 読書の息抜きに読書、というのもおかしな話だけれど。 ハチミツをかけたバタートースト 私も大好き。
- 2025年10月6日長いお別れ中島京子読書日記読み終わった買ったロング グッドバイ。 長いお別れ。 少しずつ薄れてゆく記憶、認知症のことをアメリカではそう言うのだそうだ。 * 三姉妹というだけでなく、亡くなった父の誕生日は昇平と同じ12月9日だったし、母の名前が字は違えど、同じく「ヨウコ」。 読み進めて行けば行くほど、あまりにも色々な状況、境遇が似すぎていて、作中の姉妹それぞれの思いも、母の思いも、痛切に感じた。 自分の母のこれからを昇平に重ねると複雑な心境にもなる。 ショートステイや施設の見学。身につまされるというか、母だけでなく、いつかは自分も、と思うと本当にせつない。やるせない。募る不安。 けれど、向き合いたい。 ロンググッドバイ。長いお別れ。 母がどこかに帰るその時までゆっくりと歩もう。 * 読み終えてから映画も観た。 映画は三姉妹が二人姉妹になっていた。 次女の抜けた映画は、でも、原作に忠実だった。映像で観るとやっぱり文字より真に迫るものがあって涙、だった。
- 2025年10月4日長いお別れ中島京子買った読んでるもうすぐ読み終わる10年近く積んでいた本を引っ張り出してきて読んでいる。 買った当時、病床に伏していた父はいまはもういない。 残された母が現在、この作品の昇平のような状況だ。 そして、我が家は東家と同じく三姉妹だ。私は1番下、三女である。 あまりにも状況、境遇が似すぎていて、ふと自分の日記か何かを読んでいるような錯覚に陥る。 あー、わかる。 うん、あるよね、そういうこと。 だけど、わかる部分と、まだわかっていない部分と。 あと少しで読了。 読みながら、傍らで姉たちと今日も母の近況報告LINEが飛び交っている。
- 2025年10月2日九月と七月の姉妹デイジー・ジョンソン,市田泉気になる
- 2025年9月30日今日も言い訳しながら生きてますハ・ワン,岡崎暢子読書日記読み終わった感想図書館本重めな作品の合い間や まさに「賢者タイム」の時におススメなビタミン本。箸休め本。 明日から、いや、今日この時から肩の力を抜いて軽く生きてゆける気がするような、しないような。 そんな、緩いけれど、なんだかんだ言いながらも人生にはいたって真剣勝負な著者、という印象。 前作『あやうく一生懸命に生きるところだった』でも、 「一生懸命生きるところだった」 と言いながら今をしっかり楽しんで生きていた著者。今作も言い訳しながらも、肩の力を抜きつつ、自分らしさよりも「自分」を見つめ、ハッピーに生きる心の在り方を語りかけてくれる。 「日本タイトルだけ大賞」の 大賞受賞というのも著者らしくて クスッ。 ささやかな幸せを幸せと感じるチカラ。
- 2025年9月29日図書館のお夜食原田ひ香読書日記読み終わった感想図書館本続きが気になる東京郊外。 「傷つき、疲れ、秘密のある人」たちが働く、 亡くなった作家の蔵書が集められた「夜の図書館」。 開館時間は夕方7時~12時まで。 武蔵野の森。 あぁ、行きたい。 ジブリの森でなく、こんな本の森へ。 『古本食堂』でも本書でも、著者の本や本と携わっている人たち、作家への愛、リスペクトを強く感じた。 「永遠でないからこそ、こんなに美しいのだ」。 いつまで続くかわからないこの図書館の物語は、でも、きっと まだまだ序章にすぎないのだろう。 そうであってほしい。 そして、 願わくば。この図書館と『古本食堂』の鷹島書店の面々がどこかで繋がってほしいという淡い期待を抱きつつ。 続きを待とう。 * 四人が『若草物語』と『赤毛のアン』で盛り上がるところが絶妙な雰囲気と視点で好き。自分もみんなと一緒に語っている錯覚に陥った。
- 2025年9月26日図書館のお夜食原田ひ香読んでる図書館本
- 2025年9月25日檜垣澤家の炎上永嶋恵美買った読み始めた一向に図書館の順番も回って来そうにないので、痺れを切らして先日買った。 直感で「好みだろうなぁ」と思っていたのだけれど、買った文庫本の帯に 「『小公女』×『細雪』×『レベッカ』!不思議と後を引く懐かしい面白さ。」 とあって、やっぱり、と我ながら納得。 大好きな世界観が ×3だ! ただ、久しぶりの国内小説、しかも700ページ超の分厚さに怯んでいる。 でも、楽しい。楽しみ。
- 2025年9月25日九年目の魔法【新装版】ダイアナ・ウィン・ジョーンズ,浅羽莢子気になる
- 2025年9月25日私たちのテラスで、終わりを迎えようとする世界に乾杯すんみ,チョン・セラン読書日記読み終わった感想図書館本久しぶりに読むチョン・セランは 様々な媒体に寄せた掌篇小説いくつかと二篇の詩をまとめた作品集。 「こういうタイプの小説が好きな方もいれば、好きでない方もいるようです。私は好きなほうです」。 はい、私も好きなほうです。 サラっと読めるけれど、読めば読むほど味わい深さが増す。スルメ本というか、スルメ作家だと思う。 《B side》の方が個人的には好みなものが多かった。 「アラの傘」「乱気流」「恋人は済州島生まれ育ち」、 中でも1番のお気に入りは「ヒョンジョン」。 私も限界がくるその最後まで読みたい。 「好きな気持ちで、好きだから焦る気持ちで、ずっと待っていた。それがヒョンジョンの仕事だった。次の本を、その次の本を。新しい作家に出会うために冒険しては失敗することを繰り返しながら。」 そうやって、待って、読んで。 最後まで。
- 2025年9月22日ハムネットマギー・オファーレル,小竹由美子気になる
- 2025年9月21日木曜殺人クラブリチャード・オスマン,羽田詩津子読書日記読み終わった感想@ 自宅映画以上に面白くてサクサク読める! と思ったのは中盤まで。 それ以降は映画より入り組んだ事件が背景にあり、登場人物も必要以上に増えてきて、ちょっとだけ頭がこんがらがった。バーナードの件やペニーの秘密もなんだかスッキリしなかった。 とにかく、過去も現在も人が死にすぎじゃない? とはいえ映画も原作もシリーズの続きが楽しみではある作品。 とにかく元気で楽しそうな「木曜殺人クラブ」のジジババ四人組。原作ではエリザベスよりジョイスの視点、語りが多いかな。 ジョイスのキャラはこの作品にはいいスパイスだと思う。何よりジョイスの作るケーキが美味しそうったらありゃしない。 * そして、どんなことがあろうとも、かなしいかな人生は続くのよね。 友や愛すべき人たちが亡くなっても。
- 2025年9月18日クローディアの秘密カニグズバーグ,E.L.,松永ふみ子読書日記読み終わった図書館本@ 自宅10年前の雑誌『CREA』(2016年版)をなんとなくパラパラとめくり、当時は読み飛ばしていたページに載っていた。無性に読みたくなったので図書館までひとっ走りして借りてきた。 ・ 弟ジェイミーと一緒にメトロポリタン美術館まで「家出をしに行く」優等生のクローディア。 違う自分になりたくて。 冒険をして、女英雄として帰れたのなら、と。 けれど、 最大の冒険は自分の中に秘密を持つことだと知る。 冒険は、賞賛や情報ではないし、買える何かでもない。 フランクワイラー夫人が教えてくれた。 「クローディアに必要な冒険は、秘密よ。秘密は安全だし、人をちがったものにするには大いに役立つのですよ。」 女英雄にはならずとも、最大の秘密を心に クローディアは家に帰ることができるということを。 児童文学だからと侮るなかれ。 何かだいじなものを見失ないかけているような大人にこそ必要な物語かもしれない。 「休暇で出かけても、その間じゅう写真ばかりとっていて、うちに帰ったら、友達に楽しかった証拠を見せようとする、そんな人たちもいるでしょう。立ちどまって、休暇をしみじみと心の中に感じて、それをおみやげにしようとしないのよ。」 SNSに縛られている現代人には耳が痛い言葉だ。 中身からっぽの旅をするのではなくて、ゆっくり時間をかけて自分の内側をたっぷりふらませなくては。 だけど、そんな大事な経験——冒険ができるのも限りがあるということ。 クローディアたちのような少年少女時代だからこそ、の経験というものが。
- 2025年9月17日本と歩く人カルステン・ヘン,川東雅樹読書日記読み終わった感想歩く。 ひとりで。 どんな暗闇の道でも。歩く。 「おじさんはひとりで歩く、あたしはおじさんの隣をひとりで歩く」。 ひとり と ひとりの、その間には本。 本を欲している大人のための童話のような小説だった。 ひとり と ひとりだったカールとシャシャ。 でも 「みなさんはこれから毎晩わたしといっしょに歩くのですよ」 という大団円。「本と歩く人」から「本と歩く人たち」へと道は変わった。 「本には進むべき道を示してくれる人が必要だ」。 いつか、カールがいなくなる日が来ても、いつまでも街を本と歩くシャシャの姿が浮かぶ。 本が進むべき道を歩く姿が。 じんわり、本への優しさが沁みる一冊。
- 2025年9月14日本と歩く人カルステン・ヘン,川東雅樹読書メモ買った読み始めた@ 自宅「いい本とは」 「第三に三百ページ以上、三百八十ページ以下であること。そして最後に表紙が緑色でないことだった。緑の表紙の本は信用ならなかった。苦い思いをさせられたことも一度や二度ではない」 p10. いきなりパラドックス的な? 本書、二百五十ページに満たない三百ページ以下だし、何より、表紙が緑なんだけれど。 だけれど、そこはかとなく「いい本」の雰囲気が漂っている。
- 2025年9月14日木曜殺人クラブリチャード・オスマン,羽田詩津子買った読んでるNetfrix映画を観て、原作が気になったので買った。 そして読み始め。 映画もなかなかに楽しかったのだけれど、 これは映像化あるあるで、原作の方が良いパターンかも。 映画以上に面白くてサクサク読める。
- 2025年9月13日毎日読みますファン・ボルム,牧野美加読み終わった@ 自宅『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』を読んだ時に 「悩み、揺らぎ、挫折しながら毎日葛藤し続けるすべての人たちへの応援歌」 ということを感じたのだが、本書を読んで納得。 「わたしは、より勇気ある、より揺るがない人間になれる」、そういう強さを著者は本から得たと書いている。その強さをヒュナム洞書店で私達に語りかけてくれていたのだ、と。 私も関心を超えて読んでみたくなった本がたくさんあった。とりわけ、哲学、人文学書の類いはふだん全然読まないので少しチャレンジ、まずは100ページで始めてみようかな。 とにもかくにも。 著者と同じく「本オタク」だと自負する私も、毎日読みます。読んでいます。
- 2025年9月12日
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