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かおり
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@6kaorin5
2025.07.24から はじめまして こんにちは♪ 7月分からの記録。 読書メーターと併用しています。(7月以前のもの、約10年分はこちらに記録しています) 8月からnote始めました。
  • 2025年11月25日
    マカン・マラン
    10年愛され続けるシリーズ。 気になっていた作品が文庫化されて本屋に平積みされていたので思わず買った。 半分まで読んだ。 10年といえど、それぞれがそれぞれに抱える普遍的な社会での葛藤、立場。そこにあたたかくも強く優しいシャールの言葉。そういったところが人気の所以なのかな。
  • 2025年11月23日
    ロンドン謎解き結婚相談所
    ロンドン謎解き結婚相談所
    いい意味で 騙された! 読んでいる途中でも触れたけれど、 タイトルと表紙の雰囲気からもっと軽めのコージーミステリなのかと思っていた。が、そんな思いの少し斜め上を行くくらいに騙されてしまった。 舞台は戦後ロンドン。 アラサー女性のアイリスとグウェン。対照的な二人が営む結婚相談所。始まるコンビの謎解きと、人生を切り拓こうとする勇姿。 時代が時代だからか、二人を取り巻くバックグラウンドはわりと重めだけれど、グウェンがだんだん精神的にも強くなって行く姿や、アイリスのスカッとする言動、そして、二人が抱えるつらい過去がウィットに富んだ会話とセンスでテンポ良く進む。アイリスの物言いにはスカッとする。 グウェンがミセス・カロラインにどんどん意見するようになっていく姿にも快哉! 古き良き英国という雰囲気が堪能できるし、上流階級の貴族社会からギャング層の生活まで振り幅もすごい。 とにかく。 個人的には控えめに言って、とても好きな作品にめぐり逢えた。雰囲気というか、流れる空気感が『あの図書館の彼女たち』を読んだ時に似ている。個人的意見だけど。 シリーズ4だか5まで出ているらしい。楽しみが増えた。ゆっくり追いかけてゆこう。
  • 2025年11月21日
    ロンドン謎解き結婚相談所
    ロンドン謎解き結婚相談所
    タイトルと表紙の雰囲気から軽めのコージーミステリかと思っていたら…違った! 時代が時代だからか、アイリスとグウェン 二人のわりと重めのバックグラウンド。 けれど、かけ合い、テンポが良く、古きよき英国 という雰囲気が全体的に流れていて個人的にはかなり好き。
  • 2025年11月16日
    ポケットにライ麦を〔新訳版〕
    ポケットにライ麦を〔新訳版〕
    クリスティー作品、それもマープルものはそんなに多くを読んではいないのだが、この作品はかなり好みだった。 哀れな女たち、自分勝手な お金に目のくらんだ男たち。 いまの時代にも絶対にいるような 全く古びない登場人物たち。冒頭のタイピストたちも含め描写が巧みだ。 そして何より、やっぱりラストの手紙がこの作品の白眉なのだと思う。 マープルが事件解決まで水松荘に残らないという運びはこのためだったのか、と。 手紙を読んだ マープルの静かな怒りと悔恨、安堵がじわりと広がった。 時代を経てもクリスティーが読み継がれるのは、こういう作品があるからだろうな、と思う。 「正しい解決がなされないかぎり、問題が解決したとは言えない」 正しい解決。 奥が深い。
    ポケットにライ麦を〔新訳版〕
  • 2025年11月11日
    名作なんか、こわくない
    古今東西の名作といわれる文学を紐解きその魅力とそのお話にまつわる思い出を綴った いわゆる「名作ブックガイド」。 読んだことのあるものもわりと多かったけれど、それらはまた読み直したい気持ちになったものもあったりなかったり。読もうと思っていたものや、気になっていたものは更にそんな気分を後押しされたような。 とりあえず、気になっていた ・石井桃子『幻の朱い実』 ・ヘンリー・ジェイムズ『ねじの回転』 ・イーディス・ウォートン『エイジ・オブ・イノセンス』 は読もうと思う。 全体的に楽しく読めたが、著者の「三十代になった私」の現状、思いをちょこちょこ吐露されるのが邪魔だった。 柚木麻子の何が苦手だったかって、そういうところ。
  • 2025年11月9日
    月と六ペンス
    月と六ペンス
    語り手の「僕」の語りがまだるっこしくて読み進めるのに思った以上に時間がかかったが、やっと読了。 ストリックランドの得体の知れぬ魅力というものはじわじわと私にも浸透してきた。 故郷。 ストリックランドが求め、追い、描こうとしたのは。 「はじめから決められた故郷以外の場所に生まれ」たが為に、真の自分の故郷を探していたからなのか。 タヒチという故郷に行き着くまでの道のり、葛藤は凡人である私には理解しがたい凄まじいもの。 たぶん、彼は、人間ではなく「芸術家」として生きたかった、生きた、のだろうな。 タイトルの「月と六ペンス」の「月」とは、 「人間をある意味での狂気に導く芸術的創造情熱を指すもの」 だという。 しばらくは空を見上げる度に彼を思い出しそうだ。 ちなみに「六ペンス」とは 「ストリックランドがかなぐり捨てた、くだらない世俗的因襲、絆」 らしい。
  • 2025年11月1日
    月と六ペンス
    月と六ペンス
  • 2025年10月31日
    ジヴェルニーの食卓
    彼らの人生、描く絵、語られる物語が色鮮やかなのは、取り巻く人々、取り分け支援者——パトロンという存在があったからこそなのかもしれない。 マティス、ドガ、セザンヌ、モネ。印象派の巨匠4人の制作における秘密に葛藤、人生を描く短編集。 もちろん4人の画家と彼らの描いた絵に更なる興味は湧いたし、それが尽きることもない。 けれど、この4つの物語の語り手である女性たちやタンギー爺さんなる人物たちに私の興味は惹かれた。 フィクションであるとはいえ、4人の画家とその人生を語り、共に歩いた彼らの時間が見事な色彩を見せてくれたように思う。 * * とりあえず、この作品に関しては苦手は克服。
  • 2025年10月29日
    ダッハウの仕立て師
    ダッハウの仕立て師
    前情報も何もなく なんとなく惹かれたので図書館で借りてきてみたはいいが、少し調べてみたら、かなり落ち込み度高めらしい。 読まなければよかった、つらかった、苦しかった、何の希望もない、というような言葉ばかりが出てくるので、本を開く前から 読むのをやめようかどうしようか躊躇っている。 いまはどよ〜ん系を読みたい気分ではないし。
  • 2025年10月29日
    三人書房
    三人書房
  • 2025年10月29日
    ジヴェルニーの食卓
    柚木麻子と同様、苦手なのだけど。 今年は 苦手や読まず嫌いを克服しよう!と思っているのでとりあえず。
  • 2025年10月29日
    この道の先に、いつもの赤毛
    この道の先に、いつもの赤毛
  • 2025年10月29日
    ついでにジェントルメン
    なぜか苦手で敬遠している柚木麻子の短編集。 敬遠しているので柚木作品はほぼ初読み。ほぼ、というのは本作にも収録されている「エルゴと不倫鮨」を他のアンソロジーで読んでいるからだ。そして、この作品が柚木麻子の苦手意識を少し払拭してくれたこともあり 読んでみようかな?という気持ちになった。というか、菊池寛 の文字に惹かれたと言った方がいいか。 はたして。 いやぁ思った以上に面白かった。はい。 面白かったのだが、後半で不意に気づく。 これは実はフェミニズム短編集なのではないか? と。 個人的には声高にフェミニズムやジェンダーを叫ぶ、問う作品が少々苦手なのだけれど、この短編集はまぁまぁ許容範囲ではあった。 少女小説に絡めた「あしみじおじさん」はかなり好き。主人公と同じように、なんだか元気が出た。 が、やはり、菊池寛フィーバーな「Cme Come Kan‼︎」と「アパート一階はカフェー」が楽しかった。文藝春秋社と同潤会アパート。何より菊池寛に更なる興味が湧く。 「解説」も菊池寛。 でも、この菊池寛の声は柚木麻子自身の声なのか…? 苦手意識はだいぶ遠ざかった。 次は『らんたん』を読もうと思う。読めそうなら『バター』も。
  • 2025年10月27日
    ハムネット
    ハムネット
    息子、弟、彼女の夫、彼らの父。 場面場面で呼称は違うが、それら言わずと知れた高名な劇作家 シェイクスピアのことだ。 だが、この作品にその名前は一切出て来ない。 息子、弟、彼女の夫、彼らの父、でしかない。 なぜなら、これは彼ではなく 彼の妻である アグネスの物語だからだ。 史実を大胆に再解釈し、悪妻のイメージ強いアグネスの視点で描かれる家族の愛と絆、息子を失った悲しみ。 ひとつの家族の 壮大なるフィクションだ。 スナップショットというか、スケッチというか。カシャッカシャッと場面が目の前にテンポよく映し出されるような無駄のない、読みやすい筆致で、どんどん読めた。読んだ。 ハムネットの死は辛くかなしいことではあるけれど、私はいつも一家の物語の影で弟の死や 父の不在、母の存在自体に翻弄されつつも耐え、優しく強く生きるスザンナに惹かれた。 ・ 「おれは死ぬ、おまえは生きろ。…つらいこの世を生きて、俺の話を語り伝えてくれ。 『ハムレット』第五幕第二場」  どんな解釈にせよ『ハムレット』が後世に遺ったということだけは紛れもない事実だ。 ハムネットの魂は父 シェイクスピアと母アグネスの喪失と悲しみの葛藤によって 語り継がれているのだと思う。 『ハムレット』を読まなくては。 イギリスで女性小説賞受賞作。
    ハムネット
  • 2025年10月25日
    ハムネット
    ハムネット
  • 2025年10月25日
    ウェッジフィールド館の殺人
    ウェッジフィールド館の殺人
    シリーズ2作め。 正直、前作が思っていたより…だったので読むかどうか迷ったのだが、舞台がイギリスの領主屋敷、館ものだし、前作よりは断然好みだろうと手にした。 が、やはり。なかなか没入できず空いた時間にちょこちょこ細切れに読み時間がかかってしまった。テレビドラマを見るような感覚で。 ミステリというほどミステリでもないし、かといってロマンスでもなく… 内容的にも可もなく不可もなく、ワクワクもドキドキもせず。個人的にはジェーンにもあまり魅力も感じていないし。 それなのに、どうして私はこれを読み続けているのだろう?と思うのだが、やはりこのくらいの時代ものと雰囲気が好きだからかもしれない。 そんなこんなで、次作の豪華客船もきっと読んでしまうのだろうと思う。 感想も歯切れが悪いよね。仕方ない。備忘録ということで。
  • 2025年10月23日
    ハムネット
    ハムネット
    念願の。 読みたかった作品。 図書館で借りて来た。 ページ開く前からワクワクしている。
    ハムネット
  • 2025年10月22日
    ストーンサークルの殺人
    ストーンサークルの殺人
    内容的にも厚さ的にも、私に読めるだろうか?合うだろうか?と思いながら本を開いた。 途端、後戻りはできそうにないと気づく。 凄惨な事件の数々とは裏腹にテンポ良く無駄のない筆致に次へ次へと手が、目が、頭が止まらない。 26年前の事件な真相はイギリス的ではあるけれど、 現在でも未だにどこかの国の知らないどこかでは行われていそうな事象で胸が痛い。もしかしたら日本でだって。だって、何年か前にもは明らかになった某事務所の件があるわけだし… * 人嫌いで破天荒なはみだし刑事 ポーと 天才生意気分析官のティリーがゆっくりと友達となり、そして バディになってゆく感じも事件の合間のほっこり要素として良いスパイス。 ティリーがかわいい。憎めない。ポーも同じく。 この二人の友情がいつしか愛へと変わるのか?と勘繰ってしまう下世話な私がいたりもして。 英国推理作家協会賞最優秀長篇賞ゴールドダガー受賞作。 これはシリーズを追いかけちゃうな。
    ストーンサークルの殺人
  • 2025年10月17日
    ストーンサークルの殺人
    ストーンサークルの殺人
  • 2025年10月16日
    ストーンサークルの殺人
    ストーンサークルの殺人
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