碧の書架 "白銀騎士団" 2026年2月25日

碧の書架
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@Vimy
2026年2月25日
白銀騎士団
白銀騎士団
田中芳樹
読了。何でコレ表紙写真出てないんでしょ?w(26.2/25現在)素敵な表紙なので、写真付けときます。 とてもライトに楽しく読める作品です。本文も多崎礼さんの解説も、楽しさが弾けてます。多崎さんが「声に出して読みたい名台詞」として解説で紹介しているのが、アイルランド出身のメイドが目覚まし時計代わりに肖像画に向かって叫んだ「わが故郷アイルランドを侵掠したイングランド人どもの親玉、悪魔の下っぱ、エドワード七世、地獄に堕ちろ!」です。これを見て田中芳樹ファンは安心したのではないでしょうか、あぁいつもの掛け合いが見れそうだな、とw解説から先に読む私は安心しましたw 性別問わずかっこいい人物が登場するのもいつも通り。無駄な色恋や必要以上の残虐描写もなく、安心して登場人物がいきいきと動いているのを楽しめます。田中作品は時折思想に共感し難かったりもしますが、今作の敵の思想は帝国主義、優生思想なので共感しやすいかと思います。 あと…これは私の問題だと思うのですが…書こうか迷いつつ…。私の読解力が足りないのか、楽しくて読み飛ばしたのか、文章から想像していた脳内風景が、後の文章を読んだら全然違っていた部分がありました。170Pから10ページ分くらいです。特にチャイナタウンで、唐突に奥まった場所の円卓が出て来た為に、周囲がどうなっているのか不明で、迷路みたいな路地のどん詰まりに机があったのか?って想像しました。ニンニクや豚肉の香りも、夕飯時の帰路のようなどこからともなくの香りか屋台の香りなのかなと…。後から、屋外に出た、という文章が出て来て建物の中だったのかと理解。ノっている文章なので、読むのも速くなっちゃって細かい部分をぶっ飛ばしているのかもしれません…!一応上記部分は2回読んだ…w 生き生きしたキャラが相変わらず素晴らしく魅力的で、肩の凝らないすっきりする歴史フィクションを読みたい気分にぴったりでした。実在の人物や歴史も盛り込まれてるので、知識欲も満足。田中芳樹入門としてもオススメできる作品ですw
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