
編集Lily
@edition_lily
2026年2月7日
読み終わった
先日、某巨大マンションの理事会で防災担当の役員を務めている方の話をきいた。輪番で回ってきた役らしいが、二年目からは自ら立候補し、現在五期め。
なんで、そんな面倒臭いことを自ら……。と思うわけだが、そのマンションの防災の仕組みづくりを聞くと感嘆せざるを得ないし、人間模様ふくめてすこぶる面白かった。とにかく、大災害が起きてもマンションに籠城し、一人も死なせない!という意識がすごい。曰く「いちど取り掛かりはじめると、こんな中途半端に次の方に引き継いでも困るだろうなと思ってしまったんです」。
そんなものか?と思ったんだが、昨年読んだ『ルポ秀和幡ヶ谷レジデンス』の熱いドラマを思い出し、マンション管理組合にがぜん興味が湧いた。
で、読んだのが本書。この方もやはり、輪番で役員が回ってきてくじ引きによって理事長になってしまった…という経緯を持つ。マンション理事長は日本にたくさんいるはずなのに、意外と情報が少ない。いわんや、タワマン理事長となるをや、とのことで書かれた内容だ。マンション管理組合、そして理事会、管理会社といった、住人の暮らしを支えるシステムが楽しい読み物としてよくわかるし、理事長や役員の仕事は大変すぎるし、やっぱり自分は役員、やりたくないわあ…との思いを強めた。
マンションは最小単位の国家やね。オモコロ「ありっちゃありスパーク」のマンション理事長回(3本ある。爆笑)でも、原宿さんが言ってたが、まじ民主主義すごいよ。