

編集Lily
@edition_lily
本と人生を編集する日々。
担当書を少しずつリストにまとめているところ。担当書へのご感想を嬉しく拝読していて、ついフォローしがち。
◎my rap gods:ルイ=フェルディナン・セリーヌ、ヴェルベット・アンダーグラウンド、エミネム。
- 2026年9月21日
枯木灘中上健次読み終わった再読小学館の文庫選集で読んでいるのだけれど、見つからないからこちらで登録。学生時代に嵌って読みまくった中上。いま改めて読んでも、その文章の凄さに圧倒される。肉体労働の風景、複雑な血の呪縛、父殺しの象徴としての代理的な殺人、すべての場面が感情ではなく描写で進んでいく、その緻密な筆。大好きだな。 - 2026年9月21日
太宰治全集(8)太宰治「トカトントン」を朗読した。リアルな音が、いつからか心の中で鳴り始める。深刻な状況なんだけど、その音がどこか間の抜けた「トカトントン」っていうのが、太宰のすごさ。音だけで心情も思想も書いてしまう。すごい。 - 2026年9月21日
- 2026年9月21日
- 2026年9月21日
うたかたの日々ヴィアン,野崎歓読み始めた - 2026年9月21日
- 2026年5月23日
テクストの楽しみ 新装版ロラン・バルト,鈴村和成読み始めたいまつくっているキム・ジニョンさんの本は前作『朝のピアノ』も今回の『別れのフーガ』もバルトの陰がそこかしこから漂う。何せキム・ジニョンさんはバルト『喪の日記』の韓国語訳者でもあるのだ。だからゲラを読むなかでバルトを意識せざるを得ない日々なのだけれど、そんな折に刊行された新装版。 - 2026年5月23日
- 2026年5月23日
楢山節考深沢七郎読み終わったふと思い出した先日のこと。ノンフィクションライターと、作詞家とで、猫を捨てるやつは許さん!という話になって、そこで作詞家の先生が「そんな人間は年取ったら山に捨ててやれ」と毒づき、全員で「『楢山節考』!」と声を揃え、「猫捨てたやつの耳元で朗読してやればいい」「山と山が連なっていて、どこまでも山ばかりである」「深沢七郎ほんとうにうまいよねー」「映画もいいのよねー」「緒形拳がまたうまいのよ」となったのほんとおもしろかった。 で、なんとなく読み返した。うまいなあ、深沢七郎。 - 2026年5月13日
YABUNONAKA-ヤブノナカー金原ひとみ読み終わった不覚にも笑ってしまった。あるあるが過ぎる。 〈さらにこの騒動に便乗して「創言社の編集者に読者をバカ扱いされて話題のイエニスト茂吉です。版権引き上げようかな!」とイエニスト茂吉がツイートして賛否両論炎上。さらに、もう我慢ならないので言わせていただくが五松さんは優秀な編集者です、つまらないことで彼の尊厳を奪うのはやめてもらいたい、と擁護する和田勘一という普段は告知にしか使われてない六十代の作家のアカウントが突如参入し、その和田勘一が三十数年前に出版していた、妻を家政婦扱いしていると受け取れるエッセイ、女性編集者たちをハーレムのように侍らせている様子が窺えるエッセイのスクショが出回り大炎上、もうこの件に関わるもの皆が火傷をするという危険な状況になって〉 今でこそ少しはマシだけど、20代の頃は編集者、作家、新聞記者、カメラマン……業界関係者のセクハラは普通に横行してた。が、この本に描かれるように、それは単なる痴情のもつれから来る腹いせなんでは?みたいな話も日常茶飯事だったし、物事は一面からではわからないんだよな、というのは昨今SNSで被害者的立場からの告発を見るにつけ思うこと。
- 2026年5月13日
茶色の朝フランク・パヴロフ,ヴィンセント・ギャロ,藤本一勇,高橋哲哉ふと思い出したポテチのパッケージ1色の報で真っ先に思い出した本。犬も猫も、新聞も本も、茶色のもの以外が取り締まられて排除されていく世界の話。 〈『茶色の朝』は、ひとことで言ってしまえば、すべてが「茶色だけ」になってしまう物語です。(略)すべてが「茶色だけ」になり、それ以外の色をもつあらゆるものが消し去られてしまう。〉 高橋哲哉さんの解説。
- 2026年5月6日
バグるラスコーリニコフ樫原辰郎読み終わった笑えるし、最高のドストエフスキー入門書だと思う。 ドストエフスキーといえば、回収されないどうでもいい会話がやたら長いわりに、人が死ぬ場面で異様な祝祭感を出してくる人で、そのカタルシスがクセになるから私はドストエフスキーが好きなんだろう。『罪と罰』のヒロインの母カチェリーナは、そういう意味でまさにドストエフスキー的人物だし立役者だなと、著者の樫原さんの書き振りを読んで思った。 なんか筆が乗ってるんですよ、カチェリーナを書くときの樫原さん。 たとえば夫が死ぬ場面でパニックに陥り、司祭に暴言を吐くカチェリーナへのつっこみ。 〈これは神に対する異議申し立てである。ニーチェより早い〉 そして、発狂していよいよ死ぬカチェリーナ。 〈カチェリーナ、最期の見せ場である〉 この言いよう、歌舞伎かw あと、ラスコーリニコフ=拗らせキモオタってのはめっちゃわかる。あいつまじで、自意識過剰のメンヘラの口だけインテリだもんね。ま、そのわりに人を殺めますが。 『罪と罰』は革命前夜譚で、そしたらほんとにネチャーエフ事件が起きて、からの『悪霊』ってのも、『罪と罰』というのも納得いく話だった。
- 2026年4月22日
- 2026年4月22日
歌・句・諺のはなし折口信夫,柳田國男,高浜虚子買った - 2026年4月22日
- 2026年4月15日
僕は美しいひとを食べたチェンティグローリア公爵気になる - 2026年4月15日
バグるラスコーリニコフ樫原辰郎買った - 2026年4月15日
- 2026年4月15日
- 2026年4月9日
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