Sanae "人間の声で" 2026年2月7日

Sanae
Sanae
@sanaemizushima
2026年2月7日
人間の声で
人間の声で
キャロル・ギリガン
ケアの本を読むと、いつも気づきをもらう。 女性であるが故に弱者となることが多く、女性の立場からの問題が見えやすいし、読んでいて共感しやすい。 この本にも女性の特有の問題が多く書かれているが、男性が成長過程で「男らしさ」を求められていくこと、成人して無意識に「男らしさ」を手放せずに問題を抱えるエピソードについて書かれており、この問題についてきちんと考えたことがなかったことに気づく。 女性が権利や立場の向上を声高に叫ぶだけではジェンダー二元論や家父長制は変わらない。 男性の弱さを皆が認め引き受けることも、ここで提起されている言葉“audacityオーダシティ”=「不逞不遜な大胆さ」にも繋がるんだろうと思う。 ケアリングには、話を聴くだけではなく、聞くことも大切というのも大事だと思った。 ともに在ること。言葉だけではない、過ごす時間が癒しにもなるということはよくわかる。 思っていることを口に出す勇気。それは「関係性」を保つためだと思う。 物語の辻褄を合わせようとする前に、まずその物語を受け止める。人間自体が矛盾を抱えた生き物だと思うから。 まだまだ理解に及んでいない部分があるように思う。著者の他のものやこの本も繰り返し読んでいこうと思う。
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