カミーノアン "デンマーク人の休む哲学 幸福..." 2026年2月7日

デンマーク人の休む哲学 幸福度も生産性も「いいとこどり」する習慣
この本が示しているのは、休みは仕事の「ご褒美」ではなく、最初から人生の前提として組み込まれているものだ、という考え方だ。ゆったり休むために、限られた時間で効率的に働く。この発想の逆転が全体を貫いている。 「ヒュッゲ」は、心地よさを一人で味わうための概念ではない。家族や気心の知れた人と過ごす時間を大切にし、生活空間そのものを安らげる場所として整える。北欧のデザイン文化も、その延長にあるのだと理解できた。 どんなに忙しくても、自分が好きなことや楽しみはやめない。楽しみを後回しにせず、先に確保する姿勢は、「先取り貯蓄」に近い合理性がある。 人間関係は、密になりすぎず、ひとつに依存しない。大切な人を中心に、ゆるく多様なつながりを持つことで、孤独や関係性の摩耗を避けている。 休むことはサボりではなく、必要な行為。休みも含めて設計された生活だからこそ、仕事も人生も回っていくのだと感じた。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved