いのかわ "ロゴスと巻貝" 2026年2月7日

ロゴスと巻貝
ロゴスと巻貝
小津夜景
読書という行為の概念が、静かに書き換えられるような一冊だった。 「本」とは、文字が書かれた物質のことだけを指すのではない。 書き手と読み手が、時空を超えて交差し、そこで新たな火花が散ること。そのダイナミズムこそが、本の真実なのだと考えさせられました。 先日訪れた本屋「Ammel」さんで、同じ年月を生きてきた店主さんから「5月の本」を受け取ったとき、まさにその「交わり」を肌で感じました。 誰かの胸のともしびが、別の誰かの心に火を灯す。 地球を覆う蛍の群れのひとつに、自分もなれたような気がしました。
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