K.K. "プロジェクト・ヘイル・メアリ..." 2026年2月8日

K.K.
@honnranu
2026年2月8日
プロジェクト・ヘイル・メアリー 上
プロジェクト・ヘイル・メアリー 上
アンディ・ウィアー,
小野田和子
私は事前情報として「地球を救うバディもの」程度知る。主人公は記憶を喪失し目覚め、必要に合わせて思い出す。何も知らぬ読者と同じような目線で世界を取り戻す(読者は得る)。その様が『プロジェクトヘイルメアリー』という作品を何も知らずに読み、徐々に知る読者と重なる。「ネタバレ知らずに読んで」と言われる所以はわかるけど、本当にゼロベースで読まねば体験が損なわれるという事はない。 序盤の面白さはそれなり。文系でもわかる程度の理系要素(ニュートリノと彼らの生物理は分からなかった)。太陽熱捕食者をつつく実験はささやかに面白い。中国の空母に移ってから、ストラットの無法ぷりに伴い面白さも加速。7章から爆発。確かに読み止まらない。情感(諧謔や哀切)もたっぷり。異文化コミュニケーションの楽しさ。賢さ。下巻も読む。
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