つつじ "中原の虹 (2)" 2026年2月8日

中原の虹 (2)
"天は彼(袁世凱)に勘という才能を授けたかわりに、狡智の能力を与えはしなかった。自分にできぬことを、袁は憎んでいた。" "「そうはさせぬ。男ならばおのれの本分をつくせ。御前太監のこの赤い衣に誓って、貴様は老仏爺のお膝下にたどり着かねばならない。よく考えろ、小僧。貴様のご主人様はな、女だてらに五十年も走り続けたのだぞ」 もういちど鉄拳を見舞うと、袁将軍は戦場でそうするような雄叫びを上げて走り出した。そしてあちこちに蹲る宦官たちを、片っ端から殴りつけた。" 「俺には、真心がない。王者の心がない」 と泣いた袁世凱、おそらくその心が真心なんだと思う
つつじ
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@m_tsutsuji0815
"自分の場合、謙は忠に通ずるのかもしれぬと袁は思った。力を認めてくれた皇帝に心から感謝をし、尊敬の念を抱いた。" 自分の働きに価値があると認めてくれた人に対する恩とか義とかってどういう情よりも濃いときがある
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