へぷっぷ "彼方のアストラ 5" 2026年2月9日

彼方のアストラ 5
いやあ、面白かった。SFとはいえ生物学的な(フィクションはあれど)考え方に立脚している部分もあるのが、たしかにそんな世界もあるかもな、と妙なリアリティを掻き立てられてわくわくしました。 以下ネタバレ込みで… そもそも「大どんでん返しがある」と聞いて読んでいたので覚悟はしていたものの、さすがになるほどそうきたか…と唸った。自分の目で世界を見て、体験して、再認識することが本来的な自分を獲得する(彼彼女らの場合は、取り戻す)のにつながるということ。たしかにどう育てられたか、という自分では決定しきれない環境要因に影響を受けることは大いにあれど、それだけで人格が決定するわけでなく、そこからの意志の持ちよう次第でバックグラウンドを捨てることも、手段として活用することもできるということ。 もちろん彼彼女らのように壮絶な過去を背負っているわけではないものの、忙殺されるなかで忘れかけていた自由意志の所在を意識するようになれた。
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