彼方のアストラ 5
8件の記録
本の虫のミノ@hon-2026年7月21日読み終わった全巻読了。物語全体の空気感がとても好き。どんなに辛い状況でも明るく前を向こうとするみんなが素敵。特にその空気を、高い運動能力や絶大なリーダーシップ、強い信念や正義感でまとめあげるカナタは本当にかっこよかった。1人では孤独で押し潰されてしまうほどの衝撃の事実を知ったとしても、友達がいれば、仲間がいれば乗り越えられるんだと伝えてくれた。そして5巻では人間として忘れてはならない歴史に向き合う大切さを教えてくれた。個人的に大学で研究している分野がピンポイントで出てきたため、ちょっぴり嬉しかった。

- みほん@__8mkc2026年6月5日読み終わった一言で表すなら人狼友情宇宙冒険SF! 連載前から結末と道筋が用意された上での執筆なんだろうなって思えるくらい展開のテンポが良くて鮮やか。 設定が設定なだけに、物語の核も「自分とは何か?」という倫理的なところに踏み込んでいて面白い。 移住の言論統制無理あるだろ……と登場人物の過去が回想で一挙紹介スタイルなのがもったいないな〜と思ったけど、でも気になるのはそのくらい。(あと主人公の背景はもうちょい凝ってても良かった、亡くなった先生の件とか) ザックはずっとメロい。 B5班の共通点が分かったときと、歴史改竄の謎に気づいたときの身震いは凄かったですね〜〜〜
へぷっぷ@ponpoko_haa2026年2月9日読み終わったいやあ、面白かった。SFとはいえ生物学的な(フィクションはあれど)考え方に立脚している部分もあるのが、たしかにそんな世界もあるかもな、と妙なリアリティを掻き立てられてわくわくしました。 以下ネタバレ込みで… そもそも「大どんでん返しがある」と聞いて読んでいたので覚悟はしていたものの、さすがになるほどそうきたか…と唸った。自分の目で世界を見て、体験して、再認識することが本来的な自分を獲得する(彼彼女らの場合は、取り戻す)のにつながるということ。たしかにどう育てられたか、という自分では決定しきれない環境要因に影響を受けることは大いにあれど、それだけで人格が決定するわけでなく、そこからの意志の持ちよう次第でバックグラウンドを捨てることも、手段として活用することもできるということ。 もちろん彼彼女らのように壮絶な過去を背負っているわけではないものの、忙殺されるなかで忘れかけていた自由意志の所在を意識するようになれた。



しをに@remnkkswn603062025年7月12日再読急に思い出して一気読みしてしまった。7月、漫画を読みすぎ。以下、うっすらともネタバレしたくないので行間多めに開けます。 この漫画はとにかく、最後に彼らが彼らに戦略を持って一目も会わず、ばっさり切り捨てて自分の人生を胸張って獲得して、なんの後ろ髪も引かれてないような描写で終わったことが本当に好きだった。救いですらあった。実際には何もないでは済まないかもしれないけど、何か残るのが当たり前であってもほしくない。情など何にも残んなくてもいい。何に情をかけるかはそれぞれが選べばいい。 頭から読み返すと、色んなところであーーーーってなるから面白い。トンデモご都合設定と、ちっちゃいコマでのわちゃわちゃぐだぐだトークと、ガチ目に固めたストーリーラインのバランスの妙義。まんまと、ぴたっと、ハマったのだと思う。初めて読んだ時にどこかに長文感想書いた気がするんだけど、どこだっけ。掘り起こしたい。 特にカナタ周りの絶妙に締まらないぐだぐだトークは本当に篠原先生の作品でしか味わえないというか、ところどころで唯一無二のミラクルを起こしつつ、本物のぐだぐだも残しつつ、なんだこれと毎度思うほど何ものにも代え難い。 ところで、十種競技って好きなんですよねー。なんでこんな過酷な組み合わせで競技化しようと思ったんよ……という無茶苦茶さが好き。キング・オブ・アスリートなんてこれまた無茶苦茶な称号がつく訳だと思うし、SFファンタジーの主人公が十種競技のトップアスリートってこと自体にだいぶぐっときました。


