彼方のアストラ 5
3件の記録
へぷっぷ@ponpoko_haa2026年2月9日読み終わったいやあ、面白かった。SFとはいえ生物学的な(フィクションはあれど)考え方に立脚している部分もあるのが、たしかにそんな世界もあるかもな、と妙なリアリティを掻き立てられてわくわくしました。 以下ネタバレ込みで… そもそも「大どんでん返しがある」と聞いて読んでいたので覚悟はしていたものの、さすがになるほどそうきたか…と唸った。自分の目で世界を見て、体験して、再認識することが本来的な自分を獲得する(彼彼女らの場合は、取り戻す)のにつながるということ。たしかにどう育てられたか、という自分では決定しきれない環境要因に影響を受けることは大いにあれど、それだけで人格が決定するわけでなく、そこからの意志の持ちよう次第でバックグラウンドを捨てることも、手段として活用することもできるということ。 もちろん彼彼女らのように壮絶な過去を背負っているわけではないものの、忙殺されるなかで忘れかけていた自由意志の所在を意識するようになれた。



しをに@remnkkswn603062025年7月12日再読急に思い出して一気読みしてしまった。7月、漫画を読みすぎ。以下、うっすらともネタバレしたくないので行間多めに開けます。 この漫画はとにかく、最後に彼らが彼らに戦略を持って一目も会わず、ばっさり切り捨てて自分の人生を胸張って獲得して、なんの後ろ髪も引かれてないような描写で終わったことが本当に好きだった。救いですらあった。実際には何もないでは済まないかもしれないけど、何か残るのが当たり前であってもほしくない。情など何にも残んなくてもいい。何に情をかけるかはそれぞれが選べばいい。 頭から読み返すと、色んなところであーーーーってなるから面白い。トンデモご都合設定と、ちっちゃいコマでのわちゃわちゃぐだぐだトークと、ガチ目に固めたストーリーラインのバランスの妙義。まんまと、ぴたっと、ハマったのだと思う。初めて読んだ時にどこかに長文感想書いた気がするんだけど、どこだっけ。掘り起こしたい。 特にカナタ周りの絶妙に締まらないぐだぐだトークは本当に篠原先生の作品でしか味わえないというか、ところどころで唯一無二のミラクルを起こしつつ、本物のぐだぐだも残しつつ、なんだこれと毎度思うほど何ものにも代え難い。 ところで、十種競技って好きなんですよねー。なんでこんな過酷な組み合わせで競技化しようと思ったんよ……という無茶苦茶さが好き。キング・オブ・アスリートなんてこれまた無茶苦茶な称号がつく訳だと思うし、SFファンタジーの主人公が十種競技のトップアスリートってこと自体にだいぶぐっときました。

