
sataka
@satakan_443
2026年2月9日

エレウテリア
サミュエル・ベケット,
小野正嗣
読み終わった
ベケットには高尚なイメージがあったが、本作はダジャレや下ネタも多く、喜劇的で意外と親しみ安さを感じた。話の筋としては、唐突に観客が舞台に登場して物語を動かすメタ展開が印象的。あまりに強引すぎるとも感じたが、インパクトはあった。
軸となるヴィクトールの“自由”論については、中国の寝そべり族的思想に通じるものもあるように思われ、当時より現代の方が理解しやすいものになっているのではないだろうか。少なくとも自分は単なる無気力とは思えなかった。