
蛙蓮堂 書肆部
@allendo
2026年2月9日
夏の流れ
丸山健二,
茂木健一郎
読み終わった
ちょっと本気の小説を読みたくなって、逡巡して丸山健二の文庫本。しかも短編集で済ますところがいかにも片手間読書。
にわかにどこで買ったか思い出せなかったが、記録を見るに1年半前に吉祥寺・古本センターで。言われてみると、確かに丸山健二を見つけた高まりと、講談社文芸文庫なので値段が高いのとで、おおーっと思ったのをありありと思い出す。
珍しく通勤の行き帰りの両方でしっかり時間が取れたのですぐに読み終えたのだが、丸山健二は本当はこんなに簡単に相手にできる代物ではないのだ…。あくまで初期作品集だから…。
丸山健二を集めていながら、まだ片鱗にしか触れていない。そもそも、途中で作風が変わるあたりを追いかけられていない。解説で茂木健一郎が前衛文学と書いていて、ちょっと腑に落ちた。とは言え、このころから通底して汚れてのたうちまわりながら生きている様を切り取りつつ、しかしそれを静かに書いていた。
そして次は何を読むかまた悩む。