
高山碧瑶
@uya_20250906
2026年2月9日

買った
読み終わった
@ 裂け目
写真におけるリアリズム、集団制作についての論考。とあれば日本リアリズム写真集団の関係者としては読まねば
本書ではアメリカの写真家·批評家のアラン·セクーラ(『フィッシュストーリー』)を引用して既存のドキュメンタリーを事実の再現を志向するだけのものに留まっていると指摘し、現実に密接な撮影された写真をプリントによってその意味性から引き剥がし、再構築することによって社会関係を可視化できるという批判的リアリズムをまず提示した。
この論をもとに中平卓馬やマーサ·ロスラー等の写真家や全日本学生写真連盟などの集団製作を論じる。
私が今日の日本のリアリズム写真に感じていた物足りなさと可能性について参考になる示唆に富んでいた。JRPの皆にも共有したい1冊だった