
駄駄野
@enmr310
2026年1月14日

さむけ
ロス・マクドナルド,
小笠原豊樹
読み終わった
ハードボイルドものの傑作として名高い一作なのだそう。たしかに息もつかせぬ展開に展開で、ほぼ一気読みに近い感じで読み終わってしまった。
事の発端は、ホテルから新婚夫婦の妻の方が失踪してしまい、それを夫の方が主人公の私立探偵・リュウ・アーチャーに依頼するところから始まる。
最初は単なる人探しで、これがあっさり見つかるのだが、ここから殺人事件が勃発。妻の友人が殺されてしまう。さらには、妻が子供の頃に遭遇した殺人事件(妻の母親が父親に殺された、とされた事件)、戦前に離れた町で起きた殺人事件の2つの過去の事件が絡んでくる。たしかに事の真相がすべて明らかになった後には、タイトルの「さむけ」のような、なんとも微妙な気持ちになった。