
はるき ⚠︎ネタバレ有⚠︎
@reads_hrk
2026年2月11日
カラフルアンチノミー1
シバタヒカリ
読み終わった
Kindleで期間限定無料だったので読んだ。
「自立した女性は甘えたいと思わない」って、なんでそんなことを思うんだろう。
自立していることと、甘えたいと思う心があることは、全く別の話じゃないの?そこが海を割るほど相反するものだと思ってるのはなんで?
そんな疑問を持ちながら読み進めた。
そういう疑問ひとつひとつを、「そういえばなんでなんだろう」と考え直す物語で、え、好きかも。
フミちゃんみたいに、人を肯定すると同時に自分を否定する人、いるよね。
一人で勝手に天秤上げ下げして落ち込んで。
思考の癖なんだろうし、気付くのも直すのも難しいんだろうなぁ。
直さなくていいけど、言われた側からすれば、目の前で自分を殴りながら褒めてもらっても気まずいだけだから…やるならこちらに見えないようにやってくれよ……と思っちゃう。
思うけど、思うけど!
思っても伝えなきゃ無いのと一緒で、それなのに勝手にこうやって気疲れして。それって、結局、読んでる時にフミちゃんに感じているモヤモヤと同じなんだよね。
言わないと伝わんないよー!フミちゃんが勝手に相手を決めつけてるだけだよー!って。
これはたぶん、同族嫌悪みたいなもので、わたしも勝手に相手の心を推し量って気遣ってる気になってること、ある。
だから、フミちゃんにモヤモヤして、須良さんやすずさんや水島さんを肯定してしまう。
きっとこんな奇跡みたいな出会いってないし、だからフィクションは素敵なんだけどさ。
大人になると新しい人間関係を作るって難しいから。
いや、わたしの場合は昔から難しいのですが……。
だから、こういうのを読むと、マッチングアプリみたいな能動的な出会いの場っていいのかもって、ちょっと憧れちゃうよね。
