amy "むらさきのスカートの女 (朝..." 2026年2月11日

amy
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@note_1581
2026年2月11日
むらさきのスカートの女 (朝日文庫)
ずっと読みたいな~と頭の片隅で考えていたけど読めてなかったやつ 芥川賞受賞。いや、もうどんどん怖くなってきて、読むのが止まらなかった。怖くて怖くて、早く読み切ってしまいたい!みたいな感じだった。初めての感覚である。 一人称の小説って書き方ひとつでこんなにも読み手の感情をあちらこちらに揺さぶることができるのすごいよなあ。いや今村さんの手腕によるのが一番大きいんですけど。 最初の数ページはこんなに特定の人間のことをじろじろ観察して、見下しながらもそれを続けているの性格悪いなーと思ったんだけど、いや、そんな性格悪いとかじゃない。そんなんじゃない。 小説のジャンルとしてはホラーではないと思う。ホラーではないのだけど、怖い。 人間の視野や語りがどれだけ信用ならないのか、事実を覆い隠してしまうのかという点において非常に恐ろしい作品だった。 ミスドでロイヤルミルクティーをおかわりしながらゆっくり読むかーと思ったら全然そんな余裕なかった。本の世界感に引きずり込まれる。引力がすごい。 小野不由美の『残穢』が家にあることは何も怖くないけど、今村夏子の『むらさきのスカートの女』が家にあるのは怖いです!!!!
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