
かんた∞
@kantakuya
2026年2月11日
考察する若者たち
三宅香帆
読み終わった
すぐ正解を求めてしまう若者たち。現代の若者の思想や価値観、そこに至る背景など解像度高く解説されており、唸りながら読みました。笑
ただ、この本を読みながらも『正解』を求めている自分が居て、そんな自分に嫌気がさしながらも、面白くて気づいたら読み終えてました。
私はまだ20代ですが、振り返れば20代前半はすぐに正解を求めようと、ネットの甘い言葉や情報商材などに手を出しておりました。
当時の私にとっては、社会ではとにかく成長することやお金を稼ぐこと、そういったことがあたかも正解なように見えていました。ただそんな中で気を病んでしまい、果たして自分の中での正解だと思っていたことが、本当は正しい訳ではないのではないかと思うようになりました。(本当は正しさなんてないのかもしれませんが。)
長くなりましたが、そんなこんなで……正解がないこと、回り道だと思うこと、無駄だと思うこと。そういうことに人生の楽しさや本質を見いだせる何かが潜んでるのかもなと最近思うようになっていたところだったので、共感する内容が多かったです。
また、本書ではAIについても述べられていましたが、今後もAIなどのテクノロジーが発展していく中で、未来が少し怖くなってしまいました。
テクノロジーは私たちの人生を豊かにしてくれましたが、ここ最近ではより負の側面が多く見られている気がします。
ショート動画などによって簡単に正解を得られる、報われる。所謂ドーパミン中毒と呼ばれる状態になっている、思考力を奪われている若者が多いのではないかな?と思います。
そういった、現代の若者に対しての啓蒙としても、この本は良いのではないかと思いましたし、同世代のみんなにぜひ手に取ってほしいです。きっと世界の見え方が変わるはず。
