おでん "炎立つ 四 冥き稲妻" 2026年2月13日

おでん
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@oden
2026年2月13日
炎立つ 四 冥き稲妻
去年の秋、足を怪我して病院の待ち時間を潰す為に急遽本が必要になり、十数年ぶりに手に取った高橋克彦さんの「火怨」。普段は読んだ本の再読はほとんどしないけど、痛みで買ったり借りたり出来ず手持ちの本の中から選んだのが火怨だった。読んだ当時に感じた熱さのようなものが今もまだ記憶に残っていたからかもしれない。 そしてまた私は阿弖流為達に魅了された。 推しを1人に絞れないぐらい魅力的な登場人物達、不条理な差別、壮大で厳しい自然にグイグイ引き込まれていった。 「火怨」を読み終わると、勢いそのままに「風の陣」「水壁」「炎立つ」と、かれこれ4ヶ月ぐらい陸奥の物語にどっぷり浸かっている。こんなに長いシリーズ物を読んだのはハリーポッター以来かもしれない。陸奥から遠く離れた場所で生まれ育った私が、なんでこんなに陸奥に惹かれるのか。 次の「炎立つ」五巻を読み終われば、陸奥シリーズもあとは「天を衝く」のみ、もうすでに寂しい。 安倍の時代の話がもう懐かしい。 なんでこんな奴のために戦が起こって大勢が死なないといけないのか、というのが何十年何百年経っても繰り返される。 経清の生き様、結有の覚悟。 清衡は経清の願った楽土を作り上げられるのか。見届けるのが楽しみ。
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