
いちのべ
@ichinobe3
2026年2月14日

教会で死んだ男
アガサ・クリスティー,
宇野輝雄
読み終わった
ポアロ物をメインで収録した短編集。
様々な味わいの作品の中、『スズメ蜂の巣』が特に印象深かった。ポアロならではの解決の仕方だなあと。
小学生の頃に好きだった『洋裁店の人形』は、今読み返しても不気味で奇妙でよかった。冒頭の描写が好き。
> その人形はビロード張りの大きな椅子のなかにおいてあった。室内はあまり明るくない。ロンドンの空はすっかり曇っているせいだ。ほのかな灰色をおびた薄暗がりのなかで、サルビア色のカバーも、カーテンも、カーペットも、おたがいに溶けあっている。この人形も同様だ。
