
歌子Bookland
@bekobook73
1900年1月1日

ミス・ジェーン・ピットマン (1977年)
アーネスト・J.ゲインズ,
太田大八,
槇未知子
読み終わった
戦争が終わり、アメリカの黒人奴隷たちは自由を手にした。しかし、現実はすぐに黒人の自由を認めるわけではなく、南部の白人たちや貧困層の白人たちによる、黒人狩りは続く。そんな中、孤児であり10歳のジェーンは、北を目指しひたすら旅を続ける。そこで出会う、たくさんの人々、差別、事件…。
奴隷解放、公民権運動、白人と黒人のタブーな関係、passingという白人のような黒人の存在…
様々な出来事を経て生き抜いた、ある黒人女性の語りを通し、アメリカの歴史を知る児童文学。
最後の主人公の行動には、ひたすら胸を打ち、久々に読んでいて泣けてきた。
児童文学とは思えぬシビアな描かれ方は、かなり衝撃的で、あっという間に読めてしまった。まさに怒涛だ。
関係ないけど、これが児童文学って、昔の幼い読者はこれだけのものを読む力があったってこと?とかなり驚きました。