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歌子Bookland
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@bekobook73
2026年からの読書記録です。
  • 1900年1月1日
    痛いところから見えるもの
    痛みを言葉にして、さらに他者に伝える難易度さはある。 言葉にできないことを指すのが言葉の役割という事で、文学や哲学、ノンフィクションなどの文体から紐解く痛みについてを描いた貴重な一冊。痛みがなくなるための本ではなく、あくまでも【痛みに耐えている人】【痛みの経験がない人】の相互理解をする、橋渡しのような本でした。痛み、痒み、生き死にの全て。 それにしても、開腹手術をした後の痛みを、私はこうも簡単に忘れてしまったのか…この本を読んで考えてしまいました。
  • 1900年1月1日
    後ハッピーマニア(6)
    ついに最終巻。 しげかよ…お前の行き着いた場所はどこなのか?色々考えさせていただきました。ふくちゃん最高!
  • 1900年1月1日
    ようやくカレッジに行きまして
    同年代の方がいま手にしていた安定や成功を手放して、新しい環境に移り住むだけでも相当なのに、また学生として時に罵倒されたりしながら学び直すことの凄まじさを想像してしまう。 このエッセイでは、いろんな出来事を淡々と描いてるけど、10代とは違う肉体や記憶力ゃ集中力で、新しいことをするって大変なことにだと、 今の私ならわかる!光浦靖子は、本当に凄いんだって。
  • 1900年1月1日
    巣鴨のお寿司屋で、帰れと言われたことがある
    取り留めなさと、著者のふにゃらふにゃらした感じの文体の印象に、正直どう読めば…?と思ったけれど、読み進めるとこれはこれで面白い視点だなぁ…と思えるエッセイ集でした。 バイト遍歴、祖父母との旅行から見える(見えなすぎる?)感性がツボでした。
  • 1900年1月1日
    友達だった人
    友達だった人
    ネットでしか会っていないけど、友情としての何かは確かにあった…でも、それを証明することは難しい。この繋がりとも言えない曖昧な関係性に、慰めを感じてしまうくらいには、もう私たちの他者への繋がりが希薄になったのかもしれない。それでも小さな希望を描いているので、美しい作品集だなぁ…と、読後思いました。
  • 1900年1月1日
    「ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?」 ベトナム帰還兵が語る「ほんとうの戦争」
    ベトナム戦争で志願兵として戦地に赴き、23歳でPTSDを患いながらホームレスとなったニールソン氏。 彼が小学校で子どもたちに、戦地で起こっていることを話した授業で、あの運命的な質問が投げかけられた。 「あなたは人を殺しましたか?」 この、踏み込みたくなかった過去の事実と、逃げなかったことから見えてくる解像度の上がり具合に、ハッとさせらる事ばかりだった。 綺麗事を話していたら、あの本当の話の持つ戦争の脅威には触れることすらできなかったでしょう。 戦地の最前線には黒人ばかりが行かされていたこと、沖縄での愚行など、戦争だけでなく差別問題なども描かれていて読んで良かったと思える一冊でした。
  • 1900年1月1日
    鶏のプラム煮 (ShoPro Books)
    鶏のプラム煮 (ShoPro Books)
    イランの伝統弦楽器タールの奏者として活躍していたナーセル・アリは なによりも大切にしていたタールを妻に壊され、生きる望みを失った。 死を決意してから8日後の彼の死までの最期の日々が描かれたバンド・デシネ形式の物語。映像から見ていないけど、音が加わればまた違う印象だったか?と思う。読んでみて思うのは、アリという男がそんな大層な男だったか?というイメージばかりが残り、このスタイリッシュな絵柄も勿体無いとすら思える。ただ、ちょいちょい挟み込まれるエピソードや言葉が良いので、最後まで読めた。ストーリー漫画のクオリティの高さに慣れた人には、読みずれえし、よくこんなプロット通ったな💢とすら思うだろう。
  • 1900年1月1日
    私たちがやったこと (新潮文庫)
    初めて読む、レベッカ・ブラウン。 期待しすぎたのか? はたまた好みの問題か? 私には少々気味の悪い後味の作品すぎた。他の作品ならまた違ったのでしょうか。 この登場人物たちの、不可解な距離感に怖さを感じてしまうのでした。『愛の詩』『悲しみ』は、辛うじて面白かったけども。
  • 1900年1月1日
    さあ、本屋をはじめよう 町の書店の新しい可能性
    すべての本屋さんに行ってみたくなりました。 文学フリマで思った事が、なんとなく本屋さんの中でもお気ているような気がしました。 コミュニケーションスペースとしての本屋さん。 文化が足りないことがとにかく悲しかった、田舎で10代を過ごした自分が、ものすごく欲しかった本屋さんだったのかなぁ。
  • 1900年1月1日
    山のバルナボ
    山のバルナボ
    岩波…児童…マジか… これを、この仕事への誇りと執着と苦しみの果てにある生き死にを児童書に…マジか… いや、間違いなく読ませる作品なんだけども… 文句なく余韻あふれる作品なんだけども… 児童書にマジか…
  • 1900年1月1日
    PRIZE-プライズー
    すでに作品のキャリアも知名度もある人気作家が、沸るほど手にしたかった直木賞。書店、読者、編集者、同業作家など様々な視点から、作家という『いきもの』を描いた、凄まじい執念の作品。運良く取るのではなく、意識を持って賞を取りに行く作家像が面白くて、あっという間に読み終えてしまった。
  • 1900年1月1日
    サトウさんの友達
    実家住みの社会人女子。コミュ力は高くはないけど、真面目に働き良好な生活をしている主人公。 そこにきて親の老いや不調によって加速度を増してくる不安など、読者が共鳴する部分はとても多いのではないだろうか。守られる側から、守る側になっていく大人への岐路は、独身者にとっては、結婚や子育てではなく、親の介護によってくるものなのかもしれない。 そんな時に、大人になってからできた友人の存在の貴重さとかけがえのなさが染み入る作品だった。
  • 1900年1月1日
    どうせ死ぬなら、最後にミーアヤム
    どうせ死ぬなら、最後にミーアヤム
    酷く見にくく太った孤独な男が、自死を決めた冒頭から、奇妙な展開に流されて行き、人と出会い、生きることにするまでを描いた濃密な3週間の物語。面白く読むことができたが、中盤から「ん?ヒーリング小説?だったら嫌だな」と思ったりもしたけど、スレスレで持ち直す。あー、よかった…と思えば、盲目の男との出会いで、あまりに都合が良すぎねぇか?と穿ってしまったけど、楽しく読めた。ですが、期待したほどの深さがなかったのが残念でした。
  • 1900年1月1日
    ある一生
    ある一生
    アルプスの山並みを見て育った男の人生を、淡々と描いた物語。とにかく過酷な状況が次々に振りかかるのだけど、ドラマティックでもなく、とはいえ間延びした構成でもなく、絶妙な塩梅で一気読みできました。 私自身、変な時間に目が覚めてしまい、朝焼け時刻に読み始めたのですが、この静寂とあわいの感じが、作品の世界観によく合っていたように思いました。
  • 1900年1月1日
    本と偶然
    本と偶然
    SF作家の、キム・チョヨプさんのエッセイ集。理系で研究者だった著者の経験や、作品についてや、日々思うことが書かれていて面白かった。(たまに、ちょい難解ではあるが)
  • 1900年1月1日
    ニューヨーク精神科医の人間図書館
    ニューヨーク精神科医の人間図書館
    アメリカで有色人種のドクターとして、患者と向き合う著者の日々を描いた作品。大切な人の死を受け止められない時、依存、PTSD…様々な問題を抱えた人々についての考察が興味深く読めました。 一生懸命、命を救った患者に「アメリカにいる移民は出て行け」と、言われる悲しみや報われなさの諸々が読んでいて辛かった。
  • 1900年1月1日
    戦争みたいな味がする
    戦争みたいな味がする
    自分の母親が、アメリカ人相手のセックスワーカーであったこと、統合失調症を患い、若くして亡くなった事などを通して、異国に住む韓国人のアイデンティティや、歴史を見つめていく構造を読み手に提示している、私が知りうる限りとてつもなく重い家族の肖像だった。これは、著者自身もかなりな傷を負って、又魂を削って書かれたものだと思うが、学者としての著者の技量ゆえに、俯瞰して書かれている。こんなにも淡々と書かれているのに、傷口の生々しさはいかほどか?と、読後にため息がもれてしまった。
  • 1900年1月1日
    ミライチョコレート
    ミライチョコレート
    癖の強い絵柄なので、好き嫌いは別れてしまうけど、配色や構図が面白くてなんだか良い。 遠い未来には、今ある食事のスタイルが消えてしまう前提で始まる物語なので、高学年くらいの子の方が楽しめるかもしれない。とはいえ、カカオからいきなりチョコレートは無理だろ?と思うけど、それは棚上げしときます。
  • 1900年1月1日
    ドンドンマンション
    ドンドンマンション
    写真形式の絵本。キャラクターに引っ張られがちな話だけど、各フロアに描かれる生活が、ついつい面白くて見入ってしまった。最後の展開は、かなり予想外だった。
  • 1900年1月1日
    イン・ザ・メガチャーチ
    これがなぜ今求められているのか、語り合いたい要素を含んでいるのかよくわかった。Kpop界隈で、多少なりともチャーチマーケティングの渦に飲み込まれた経験があるので、かなり解像度を高くして読むことができた。 視野を狭く平和に生きる。 コミュニティ、ナラティブへの渇望… この著者の巧みさが本当に引き立つばかりの構成だった。 国見と言う、ゲーム業界から来た側の人間からの残酷な【推し】操作は、今やもう普通にAIが行っていることだから特別なことではないし、むしろ人間を使ったことに著者の優しさすら感じました。確かに、読書会課題図書に選ばれるよなぁ。
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