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歌子Bookland
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@bekobook73
2026年からの読書記録です。
  • 1900年1月1日
    大聖堂
    大聖堂
    実は、初めて読むレイモンド・カーヴァー。理由なく遠ざけていましたが、読んでみたらものすごく物語の導入が視覚的であり、絶妙な設定であり面白くて一気に読んでしまった。『大聖堂』の、あの気まずさの中に訪れる奇妙な食欲と衝動が興味深かった。そして、白鳥さんと美術館に行きアートを言語化する感覚ににたものが、この作品の中にあってよかった。
  • 1900年1月1日
    涙の箱
    涙の箱
    ハンガン氏の、童話…という事だが、子供向きというより大人の寓話という感じ。星の王子さまみたいな感じだった。謎の黒い男が、エンデのモモの時間泥棒みたいな雰囲気を醸していたので警戒したが、そんなことはなかったので安心した。基本、詩のような滑らかな話でした。心に刺さるまではいかないけど、視覚的な印象は深いです。
  • 1900年1月1日
    ブロッコリーパンチ
    ブロッコリーパンチ
    SFの要素というより、日常に混じる幻想という程度の塩梅が心地よい作品が集まった短編集です。『爪の影』は、韓国昔話の、ツメを食べて、爪の持ち主の姿形になり変わる話をモチーフにしていたりと、興味深い話があり読んでいてかなり楽しかった。 韓国アイドルの、驚異的マスターさん達とは、いったいどんな人がなるものなのか?kpopにハマった人は、一度は思うと思うが、『ぷかぷか』は、究極の推し活とは…と描いた的確な物語で、これまた面白かったです。
  • 1900年1月1日
    ミス・ジェーン・ピットマン (1977年)
    ミス・ジェーン・ピットマン (1977年)
    戦争が終わり、アメリカの黒人奴隷たちは自由を手にした。しかし、現実はすぐに黒人の自由を認めるわけではなく、南部の白人たちや貧困層の白人たちによる、黒人狩りは続く。そんな中、孤児であり10歳のジェーンは、北を目指しひたすら旅を続ける。そこで出会う、たくさんの人々、差別、事件…。 奴隷解放、公民権運動、白人と黒人のタブーな関係、passingという白人のような黒人の存在… 様々な出来事を経て生き抜いた、ある黒人女性の語りを通し、アメリカの歴史を知る児童文学。 最後の主人公の行動には、ひたすら胸を打ち、久々に読んでいて泣けてきた。 児童文学とは思えぬシビアな描かれ方は、かなり衝撃的で、あっという間に読めてしまった。まさに怒涛だ。 関係ないけど、これが児童文学って、昔の幼い読者はこれだけのものを読む力があったってこと?とかなり驚きました。
  • 1900年1月1日
    カメオ
    カメオ
    縁があり、繋がった1匹の犬。 共に暮らす内、情が湧き生きていくかと思えたが、そう単純な構成にしないところが面白かった。 これを動物を不法処分する身勝手さを問うべきか、自由にしてやったととるのが判断として正しいのか見極めが難しい。 カメオという一風変わった容姿の犬の描写や、主人公の気持ちの過程が丁寧に描かれているせいか、本来怒るところを、ピリッと怒ることができない。 とても困る感情の持て余しっぷりだ。 犬のもと飼い主である亀夫という、社会の厄介な存在である中年があまりに酷すぎて、主人公も迷惑をかけられているのを理解しているせいか、多少の肩入れがあるせいかもしれない。 この塩梅の絶妙さよ! とにかく一気読みしてしまう、疾走感があった。 私もカメオと走った気分だ。
  • 1900年1月1日
    スコーン研究所
    スコーンが好きだとあまり思わなかったけど、クロテッドクリームが大量に添えられている場合話は別だ。そして、この本を読んでさらに、私のスコーンというよりクロテッドクリームへの執着について確信が持てた。
  • 1900年1月1日
    ねえ、ろうそく多すぎて誕生日ケーキ燃えてるんだけど
    介護についてや、割と共感につぐ共感の著作が多かったので、今回の本は気楽に楽しく読むことができた。 本は、真剣に読み耽る醍醐味もあるけど、あはは〜おもろ〜とか、お茶を飲みながら気楽に楽しむ時間を与えてくれるのも役割として十分あるはずだ。 美容室の浮気を書いた章は特に面白く、私は現在二つの美容室を行き来しているので、「こりゃー、ゼロの焦点美容室版だなぁ…」と、難しい顧客立場を維持しているので、よくわかるようなよくわからないような気持ちで読んだ。面白くないわけがない。
  • 1900年1月1日
    虚弱に生きる
    虚弱に生きる
    私は逆に、体力お化けに近いので、当然ながら周囲の友人らも体力モンスターが集まる。午前と午後を別スケジュール組むなんてよくある事だったし、そんな体力ゆえに、仕事後ロッカーに預けたスーツケースを転がし海外へ…なんてのもやっちゃっていた。 だから、体力のない人の大変さを理解してなかったので、割と仕事上誰かを苦しめてなかったか?と、この本を読むと思う。辛い時は、本当に何もかもが大仕事になるだろうし、気持ちも塞ぐだろう。この本は、私のようなちょっとイカれた体力モンスターに読ませるべき本かもしれない。なんせ、モンスターは無自覚にスケジュール詰め込むから。このジャンルのエッセイはとにかく貴重だと思いました。
  • 1900年1月1日
    日本の人魚伝説
    既に見た目が若い人のことを、「人魚の肉でも食べたんですか?」と言うセリフがよく繰り返されたものですが、まさに日本人にとって人魚とは何なのか?人魚に見間違われた生物は何だったのか?そして人魚を食べると不老不死という根拠…など興味深い分析が、この著書では述べられています。人魚のミイラと言われるもの、また、人魚をさばいている昔の絵などをもとに、民族学的な視点などを論じていてとても面白かったです。 実際には、どうでもいい人魚の話ではあるのに、当時の人々が人魚の何に驚き面白がっていたかがわかってきて、そういうことの全てが今の人間の中にも面白いと感じる部分がかすかにも残っているのが、興味深いことだなぁと思いました。
  • 1900年1月1日
    アーノルド・ローベルものがたり
    アーノルド・ローベルものがたり
    がまくんとかえるくんシリーズでお馴染みのローベル。この作家が生み出した作品についてや、また作家自身についての伝記をわかりやすく、絵で紹介しています。最後のページでは、ローベル自身が本当に愛した同性の恋人のことなどもきちんと描かれていて、省略しなかったことに深い喜びを感じました。
  • 1900年1月1日
    イギリスのお菓子と街めぐり アガサ・クリスティーの食卓
    クリスティ関連というのと、なんか美味しそう!というだけで飛びついて読みましたが、本当に紅茶を飲みたくなります。しかも、丁寧に入れたやつ。 イギリスに行った際に、なぜここ立ち寄らなかった?とか、自分に突っ込みながら読みました。
  • 1900年1月1日
    街の古本屋入門: 売るとき、買うときの必読書
    古本屋という生業の面白さってなんだろう?という単純な興味から読みました。思いがけず、仕事内容に踏み込んでいて面白かったです。今は実際どう変化したのかな?とか、色々おもいを馳せてしまいます。
  • 1900年1月1日
    本屋の新井
    本屋の新井
    有楽町の本屋で働く新井さんの書店員としての仕事ぶりと、エッセイストとしての視点が交差し、本が好きな人にはたまらん一冊でした。 …にしても、売りものの平置きされた本の上に、買い物籠やバッグをどっかりのせる人がいて、相当問題になったものでしたが、そうか…今もまだあるのか…と、怒りが湧きました。
  • 1900年1月1日
    謝るなら、いつでもおいで
    なんなんだろう。読んでいて、気持ちが挫けそうになる。犯罪被害者遺族の手記はたくさんあるけど、マスコミ当事者が遺族になってしまった時、自分がしてきた仕事(当然被害者加害者関係者にインタビューをする冷酷さ)の落とし前というか、責任を課せられる様を「大したものだ!」と単純に讃えるというより、痛々しくてたまらなくなった。 小学生が同級生を殺す事件は、当時なかなかの衝撃だったけれど、佐世保では他にも、高校生による、自宅で同級生を解剖をした殺人事件もあったりで、いったい佐世保って土地はなんなんだろう?と、土地への興味が湧いた事件だった。
  • 1900年1月1日
    大きな鳥にさらわれないよう
    期待しすぎてしまったのか、はたまた自分の脳がこの世界観に気後れしてしまったのか、まったくわからないけれど、読み終えるのにたいそう時間がかかってしまった。 SF短編にも思えて、その気構えで読んだら、思ったより抒情的だったりもするし、その定まらなさが落ち着かない。 もしや今読むべきじゃないのかもな?と思えた。 じゃあ、この作品を欲している状況ってどんな時なんだ?
  • 1900年1月1日
    真夜中のパーティー
    真夜中のパーティー
    『よごれディック』という作品をどう受け止めたらいいのか、本当に難しい。だからといって、理解できないともちがう。どの短編も、子どもの成長過程に不意に訪れる、嫌悪や後味の悪さ、共犯めいた連帯の秘密、喪失感などがスコーン!と日常の描写に降りてきて、そのリズムが変化する一場面を切り取っていく。 ピアスという作家は、本当に不可解であり魅惑的だ。児童書作家で収まるべきではない。
  • 1900年1月1日
    じゃがいも: 中国現代文学短編集
    『青い模様のちりれんげ』が収録された、それぞれに味わい深い短編があつまった短編集。 国としての対立や課題は多くあるとしても、やはりこれだけの情緒を描く人がいる国というのは、限りなく希望である。文化だけが希望になりうる。
  • 1900年1月1日
    優しい暴力の時代 (河出文庫)
    社会の情勢と文学の並走という、韓国文学のスタイルという印象。三豊百貨店は、本当に何度読んでも考えさせられてしまう。 事故の背景と、それに伴うかつて繋がっていた人の記憶。 学歴と制服に見る職業差別など、言葉にならない疼きのようなものが、事故をきっかけに、すべてが一旦消えては、再生されていくという表現の見事さに尽きる。
  • 1900年1月1日
    ロシア・ノート
    ロシア・ノート
    今のロシアも、まさにこんな感じなんだろうか?いや、ロシアだけでなく、さまざまな国で同様にジャーナリストが逮捕されたり、暴力に晒されているのだろう。日本は、アンナみたいに闘って真実を告発しようとしているジャーナリストがいるのだろうか?だとしたら、受け止める私たちに課された義務とは?思いが色々こんがりつつ、彼岸の火事とは到底思えぬ現実でした。グラフィックノベル、扱うテーマ重厚すぎる!!
  • 1900年1月1日
    ピノ:PINO
    ピノ:PINO
    ロボットに心はあるのか?という、もはや永遠のテーマにすらなってきていますが、新しいテーマでもないのに、それでも小さく傷ついたり喜びを感じてしまうのだから、人は人以外にも暖かさを求めてしまう生き物なんだなぁ…と思いました。 なぜか、業田良家さんの作品を思い出します…
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