ボーロ "森信三一日一語" 2026年2月17日

ボーロ
@lx13531
2026年2月17日
森信三一日一語
森信三一日一語
寺田一清,
森信三
2月17日 ペスタロッチー 人類の夕暮を歎く一人の隠者のこころ誰か知りけむ 八十路過ぎて帰り来しノイホーフの土は寒けく明け暮れにけむ * 分からないので調べた。 ご提示の歌は、近代日本を代表する文豪・夏目漱石の門下であった国文学者、久保田万太郎(あるいは同様の心境を詠んだ詩人・歌人)が、晩年のペスタロッチの姿に自身の心境を投影して詠んだ短歌と推測されます(一般的な文学的解釈に基づく)。 この歌は、教育者ペスタロッチが、80歳を過ぎて帰郷したノイホーフ(Neuhof)の地で、人類の行く末を案じながら寂しく過ごした晩年を描写し、その孤独な心境を嘆いています。 「人類の夕暮を歎く一人の隠者のこころ誰か知りけむ」: 文明の行く末や人の世の末期(夕暮)を憂う、孤独な隠者(ペスタロッチ)の心を知る者は誰もいない。 「八十路過ぎて帰り来しノイホーフの土は寒けく明け暮れにけむ」: 80歳を過ぎて戻ってきたノイホーフの地は冷たく、その寒さの中で明け暮れ(日々)を過ごしたことであろう。 ペスタロッチの「教育による人間愛」という理想と、現実の冷たさ、そして老いと孤独が、寒々とした土のイメージとともに表現されています。
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