
masaki
@masaki-yamasaki
2026年2月18日
系統樹思考の世界
三中信宏
読み終わった
三中さん本三冊目。二冊目(2010)よりさらに遡って、20年前の本書。基本的な、「分類」と「系統」、そしてそれらを包む「体系」、という三構成は、この本の時点で明確化されている。
分類学、系統学、体系学は、わが国もとより、世界的にもそこまで広がっていないと書かれており、類書が少ない理由が分かってくる。
この時点で、図象(イコン)としての系統樹に傾倒しておらず、また数学的な定義もされていないことから、平易な内容で読みやすい。
三冊読んで、年代を追って内容が深まるテーマではなく、横に事例が広がっていくことが続いていくテーマなんだと思い、あらゆる事例を取り出して、三構成の妥当性を語ることに費やされるページが多い。
本軸の内容は、ほぼ変わりないというか、書籍では、踏み入ってテクニカルな話までされない。そういう話になっても読解できるかはわからないけれど。
