
紺
@konniro
2026年2月18日

死にたい夜にかぎって
爪切男
読み終わった
同僚のオススメ本ということで、借りて読みました。
序盤から主人公の価値基準の描き方が的確過ぎる故に、著者の人生のシルエットまで浮かび上がってしまってはいないかという不安に苛まれながら読んでいました。最終的にくっきりと著者の姿が色付きで現れたような感覚になりました。
生々しくて浅ましい人間の感情や欲求が描かれているのに、面白おかしくコメディに振り切っているわけでもないのに、なんだかするすると読めてしまう、理解できてしまう、パワフルでいて不思議な品のある作品でした。
「大好きな作品だから、是非読んでほしいんだ」とはにかみながらも堂々とこの本を差し出し、貸してくれた同僚を思い出しています。サイン本でした。
教えてくれてありがとう。読めてよかったです。