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紺
@konniro
三十代、本を読んでみたい。作品の中にいる自分をあまり見付けたくない。 「積読本は勝手に増殖する」という話がほんとうだったので驚いています。
  • 2026年2月14日
    シャーロック・ホームズの冒険改版
    シャーロック・ホームズの冒険改版
    キャラクターの逸話や物語の逸話も知ってはいるけど、実際はどのような物語なのだろう?と思い、読みました。 世界一有名な名探偵がどうしてこんなにも愛されているのかよくわかりました。当時の女性は彼の虜だったんじゃないでしょうか。 物語ではあるけど、その世界の当たり前を当たり前に描写することがどれだけ楽しいことかを実感しました。国も時代も違うと、もはやファンタジーにすらなりうる。それがとても楽しい。 こちらの訳は日本語として美しいという評もお見かけし、まさにその通りだと感じました。 是非このシリーズでまた読みたいです。
  • 2026年2月11日
    日本人はなぜ無宗教なのか
    実家には確か葬儀の時の宗派があるし、神を信じてもいるけど、その状態を「無宗教」以外のどの言葉で表せばいいのかを知らないため、読みました。 神道の歴史的背景を全くと言っていいほど知らず、己のあまりの無学さにかなり恥ずかしくなってしまいました。 現在の日本における「天皇」という存在について、熱を持って語ることはなんとなく避けるけども、陛下とお呼びしたい気持ちもなんとなくある、くらいに考えており、もう少し多角的に学んでもそう思い続けられるかなあ、思い続けられたらいいなあと感じています。 祈りが何のためにあるのか分からないような幼少期を過ごしてしまったのですが、三十年以上生きてようやく祈りが必要な人間もいるのだと理解できたので、とても興味深く読めました。
  • 2026年2月8日
    モモ
    モモ
    一番古い記憶にある実家の本棚には、いつも必ずこの本がありました。それはハードカバーでしたが、今回読んだのは文庫本版です。 ずっと人生の隅っこにいたはずなのに読み切った記憶が無く、今の家の本棚の隅に置いてあるのがふと目についたので、読みました。 間違いなく私の本棚にあったのですが、たった今読み切ったこの本はいつ買ったものなのか、全く覚えていません。 いつ、どんな時代でも、私たちはモモであったし、ジジであったし、これからベッポになるのだと思います。 世界が便利になればなるだけ、この物語は必ず誰かの世界に寄り添ってくれるはず。 大人たちがそう思ったから、この本はずっと愛されているし、実家の本棚と、私の人生の片隅にいてくれたのでしょう。 読めてよかったです。
  • 2026年2月8日
    泳ぐのに、安全でも適切でもありません
    Readsを始めたての頃に流れてきて、素敵なタイトルだなあとずっと気になっていたので、読みました。 だれかとだれかの肌が触れ合っているときの人肌の温度や湿度や香りを感じて、仄暗いはずの後ろめたさはなんだかカラッと描かれていて、生っぽい歪さが風呂敷みたいな柔らかいなにかで包んで美しく整えてあって、不思議な感覚です。 あとがきを読んで納得しました。そうか、確かに。そういうお話たちだ。 今回の発見は、性への倒錯のお話やセックスについて読んでもびっくりしなくなったことでした。くだらないですね。 きっと何かの折に、また江國香織さんの文章が読みたくなるんだろうなあという予感があります。 それがいつ、どういう時なのかは分からないのですが、この方の文章の魅力はそこなのかもしれないですね。
  • 2026年2月6日
    風と共にゆとりぬ
    ゆとりエッセイシリーズということで、また軽やかで楽しい気持ちを味わいたくなり、読みました。 第一部は終始クネクネしている文章で大変面白い。かと思えば第二部では時折ハッとさせられる大人の文章があり、読み応え抜群。そして第三部は、クネクネを封じられた大人の文章だった。面白かった。 世界の優しさが不意に途切れた(と本人が鋭敏に感じ取った)瞬間に関する語彙が豊富すぎる。思わず朝井リョウさんのことを信じたくなる。 私も、そのような業務内容は決して無いのですが、職場で特に意味もなく踊っているので、この本を読んでとても親近感が湧きました。しかし私は踊っている間に時給が発生しているので、その点だけは朝井リョウさんにマウントが取れる気がします。 次はエッセイではなく、物語を読もうと思います。 楽しみです。クネクネしてるんだろうか。
  • 2026年2月4日
    風と共にゆとりぬ
    すみません、基本的には読み終わってから記録しているのですが、目次を開いて混乱したことだけ一旦記録させてください。 何? (表紙が赤いのは「赤裸々」からきているのですか?)
  • 2026年2月3日
    世界でいちばん透きとおった物語
    SNSで見かけてなんとなく覚えていました。今日たまたま出先で見つけ、一気に読んでしまいました。 様々な謎の中で予想が当たっている部分もあり、少しは自分のミステリー脳も鍛えられているなとニヤけていたところ、不意にそれに気が付きました。 きっとこれを読んだ方々の中では相当遅く気付いた方だと思います。ミステリー脳は全く鍛えられていませんでした。著者の手のひらの上で踊りながら数々の謎に翻弄される方が私には向いているようです。 あの雷に打たれたような衝撃を思い起こす度、胸が高鳴ります。 いやいや。 いやいやいやいや。 信じられん。 こんな小説があったのか。 自分の考えと捲ったページがシンクロして、煽り文の意味を真に理解した瞬間のあの感覚は、他の本では味わえない体験でした。 読めてよかったです。
  • 2026年2月3日
    3652
    3652
    伊坂幸太郎さんはどのようなエッセイを書くのだろうと思い、読みました。 三十代の方が十年という時を刻んでいく過程を垣間見れたことが嬉しかったです。 「エッセイをこのようにまとめる気が無かった」と本文注釈内にあったように、始めの頃などはまるでスナップ写真のように無造作な雰囲気で、この先何年も何度も読み返されることを意識されていないような文章に感じたのが面白かったです。(もちろん『人に見せるための文章』として整えられていた印象はあります) ただ一つ恐ろしかったのが、このエッセイ集が積読の繁殖を促すものである点です。 読み終わるまでに三冊の本を購入してしまいましたし、気になる本や著者のメモと、ドッグイヤーが大量です。 恐ろしい……。
  • 2026年1月30日
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 下
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 下
    今日の午前中に上巻を読了し、ついさきほど下巻を読み終わりました。時計を見たら五時間弱経っていました。 もう、本当に、本当〜〜〜に面白かった!!!!! 人類の叡智とか想像力、情とか信頼とかその他いろんなものをフルスロットルで喰らい続け、彼がそれを知ったシーンでは目から水が洩れました。 普段は小説の映画化というニュースに過敏では無い方なのですが、この作品に関してはもう、絶対に見たいものがあります! 読了済みのみなさんならお分かりになると思いますが、本当に映像でも見たい、あの愛おしくてたまらない感情を映画館でも抱きたい! 今から「読み始めたの?じゃあ黙ってるね」と言ってくれた読了済みの友人たちに感謝と感想の連絡をします、本当に面白かった!!!!!
  • 2026年1月30日
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 上
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 上
    とても好評な感想をたくさん見かけ、友人にも強く勧められ、とうとう文庫版が出たということで読みました。 読む手が止まりません IQが溶けてく 助けて うわ〜〜〜!うわ〜〜〜!! 面白い!面白い!面白い!面白い!面白い! うわ〜〜〜〜〜〜〜!!!! 面白〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!! こんなの、こんなの、映画が見たいじゃないですか!!!上巻の時点で映像が見たすぎるじゃないですか!!! ひとまず下巻を読み始めます!! たすけて!!!おもしろすぎる!!!
  • 2026年1月28日
    日本語の大疑問
    日本語の大疑問
    とても偶然通りすがった古本市で目につき、読みました。 思わず「たしかに、これは何故だろう」と思うような疑問に専門家のみなさんがひとつひとつ答えていく方式で、隙間時間に一項目だけ読む、という楽しみ方ができました。 日本語を研究している方々なだけあって、不確定なことは正直に不確定である、絶対とは言えない、といった言葉が使われており、何より回答されている方々がとても楽しそうに感じられ、このように研究してくださる方々がいらっしゃる言語を母国語として持てるのは幸運なことだなと思いました。 また、一つ一つの項目に逐一参考文献が記載されていたのも嬉しかったです。
  • 2026年1月24日
    うたうおばけ (講談社文庫)
    この本を買った人はこんな本も買っています、の一覧で、ひらがなたちが輝いて見えたので、読みました。 この方の文章が好きで好きでたまらないです。 本当に出会えてよかった。ありがとうサジェスト機能。 ちゃんと調べずに読み始めたため、この本がエッセイ集なのか、架空の物語の短編集なのか、始めの数編で気になりました。気になりはしたけれど、ハッキリさせない方が楽しそうだと思ってそのまま読み続けました。 私は分からないことは即調べたいと思う性質なのですが、この本のことは知らないままで生きたい。 こんなに愛おしい世界はあるかもしれないし無いかもしれない、存在しようがしまいが私の人生には一切関係は無いけれど、もしそれを秘めたまま生きれたら、私の人生もちょっぴり楽しくなりそうだと感じました。 余談ですが、私はずっとショベルカーを飼いたいと思っています。
  • 2026年1月21日
    十戒
    十戒
    風の噂で「方舟を読んだ後に読むのがおすすめ」と聞き、読みました。 以前、お世話になっている方から「すべての創作物は神話に繋がっている」と言われたことを思い出しました。 正直に言えば方舟を読んだ時に受けた衝撃は超えませんでした。ですが、方舟同様、全てが明かされた瞬間に再び「怖い」という感想を抱きました。 しかし、「怖い」の中身は方舟のそれとは少し種類の違うものでした。それを書き記すと二作のネタバレに繋がるので書けませんが、今作を読んでいる間に薄ら感じていた違和感のような予感のようなものの正体がそれでした。 だって、だって、あまりにも、○○じゃないか?という違和感。 十戒を先に読んでいたら、きっとまた違う種類の「怖い」も味わえたんだろうなあ。 方舟と十戒、二作の「怖い」の違い、そしてあの幕引きの表現の違いが、しばらく頭から離れそうにありません。読んでよかったです。
  • 2026年1月20日
    流浪の月
    流浪の月
    同僚に好きな本を聞いたらこちらをあげられたので、読みました。 傷傷傷。そこかしこに傷があって、たくさんの流れに飲まれることしかできない、抗っても無駄だと気付いて身を任せて、それでもとまた抗っては結局無駄になる、どうしようもないもどかしさ。胸が苦しい。 この本を書店で探していたとき、偶然BLコーナーで凪良ゆうさんのお名前をお見かけしました。だから「きっと関係性を描くのが上手い方なんだろうなあ」と思って読んでいたのですが、まさしくでした。 様々な傷の描写や、それとどう向き合っているか、そして一見普通に社会で生きているようなどんな大人でも「それは駄目だろ」って部分が必ず描かれていたのも印象的でした。 なんだかボディブローのようにじわじわと心に効いています。読めてよかった。
  • 2026年1月17日
    時をかけるゆとり
    朝井リョウさんのお名前には必ずと言っていいほど「面白い」という言葉が添えられているのが気になって読みました。 「朝井リョウ」の「浅煎り」の部分 読書をすると、その本に思考が引っ張られる。この本でそれに気付けました。 どうやら私は朝井リョウさんと同年代です。彼がうら若き学生時代を曝け出すのを垣間見ていると、微笑ましく、時にハッとさせられ、早くに自我が芽生えた人への憧憬を感じました。 そしてなんと、私はかの有名な「桐島、部活やめるってよ」を読まずにこの本を読んでいます。 桐島さんが部活をやめるお話なんだろうなあくらいの知識でこのエッセイを読んだ結果、そりゃ、桐島さんが部活をやめるお話にこのタイトルをつけるひとだなあ、と思いました。 今この本を読み返した朝井リョウさん自身が、「アア!」と声を裏っ返して顔を覆いながら転げ回るような、そんなひとになっていたらいい。そう思える一冊でした。
  • 2026年1月16日
    性的であるとはどのようなことか
    ポップだ。ポップなのにすごいタイトルだ。見事なバランスの表紙に惹かれ、ジャケ買いをして読みました。 表紙のポップさに違わぬ読みやすさでとても良かったです。 そもそもからとっつきやすい、ネットを見ているとぶち当たりやすい議題だったために考えやすく、また、思考を深めるための方法としても興味深く読めました。 SNSに触れていると、広告の表現が不適切かどうかの議論はもはや日常茶飯事で、見かける度に賛否さまざまの意見が目に入ります。 それぞれの言い分にわかるところがあり、またどちらの言い分にも暴論めいた感情が混じっていることがある。どっちの陣営にもつけない自分にとって、更に一歩引いたところから冷静に論じてくださる文章に有り難さを感じました。 このような内容を大真面目に、誠実に書いてくださる人がいて嬉しい。読めてよかった。
  • 2026年1月10日
    アヒルと鴨のコインロッカー
    友人に「伊坂幸太郎が気になる」と言ったら「私はこの本を学生の頃から何度も読み返している」と勧められたので、読みました。 絵画に視線誘導という技術があるように、文章にも読み手の思考を誘導する技術があることを最近理解し始めていました。 この作品って、ひょっとしてそれの教科書なのでしょうか。 技術もさることながら、読者の年代を問わない様々な角度から捉えられるメッセージや余白部分の自由度、完成度に驚き、この作品に引き合わせてくれた友人に感謝しかありません。 これを高校生か大学生の頃に読めたなら、私の自我ももう少し早く芽生えたんじゃないだろうか。そう思う作品でした。
  • 2026年1月9日
    アリアドネの声
    知り合いの本の虫におすすめされ、読みました。 ゆっくり読み進めるつもりがつい一気読み!こりゃすごい。 血生臭さはほとんど無く、ミステリーとしての謎の部分は比較的あっさりとしていた印象です。 が、専門用語やドローンの仕組みなどの説明も伝わりやすいようにだとか、そのほか不要な描写や表現は出来うる限り削ぎ落とすだとか、とにかくストーリーに集中させてくれる丁寧な誘導を感じました。おかげで駆け抜けるように読んでしまいました。 そして読み終わった瞬間、思わず天井を見つめて「ああ……」と声が。 小さく、しかし確かに存在していた点たちが一気に一本の線になったときの感覚。カタルシスってこういうことを言うのでしょうか。 き、気持ちいい〜!読んでよかったです。
  • 2026年1月9日
    いのちの車窓から
    ここまで「興味のある作品」を選んでいましたが、「興味のあるひと」から選んでみようと手に取り、読みました。 星野源さんには「挫折や醜悪、身近に死が迫るといった経験をお持ちで、今も第一線で表現とともに生きている人」、という印象を持っています。 この人はどのように世界を見ているのだろう、そう思いながら本を開き、その答えがまるで見透かされたように最初の一編に書かれていました。 音楽で、言葉で、演技で、様々な分野で自身を表現して他人に伝えることが「日常」の方だからか、飾らない文章としてかたどられたそれらがするっと入ってくるようで、まるで会話をしているかのような読書体験になりました。 「怒り」と「柴犬」が特に好きです。 こんな文章が書けるようになったら楽しいだろうなあ。
  • 2026年1月8日
    オリエント急行の殺人
    オリエント急行の殺人
    どこでどう知ったのか全く覚えていないのですが、一番の肝であるあのトリックだけ知っていました。しかしながらクラシックなミステリーとして挙げられる作品なので、果たして楽しめるだろうかと不安になりつつ読みました。 とても、とても素晴らしかったです。 万が一ご存じない幸運な方の目に留まってしまっては申し訳ないので、もちろんトリックについては書きません。 ネタバレされてしまうともう楽しめないとばかり思っていましたが、ネタバレ平気派の方の言われる「何故そうなるか、どのようにそうなるかを楽しむ」という言葉を初めて理解できました。 むしろトリックについて考えずに済むために他の描写や表現、構成などに注目できました。このような楽しみ方もあるのですね。 ただ一つだけ、非常に残念に思ったことがあります。 私は日本に生まれ、日本で育ちました。もしも大陸のほうで生まれて育ったなら、もっと筆者の狙い通りに思いを巡らせ、掌の上で踊れたのだろうなあ。 日本に生まれたことを悔しく思ったのは今日が初めてでした。
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