
ぱ
@ultramarinesea
2026年2月19日

変な絵
雨穴
読み終わった
人は「変だ」と感じたとき、それを理解できないものとして切り離そうとする。だが本作を読み進めるうちに、その“変”は理解できないものではなく形作られた誰かの絶対なんだと気づかされる。
子どもにとって親は絶対。親にとっても子どもが絶対になることがあるけれど、いつの間にかエゴになっていることもある。絶対の形は人それぞれであり、強い気持ちが込められた絵は事情を知らない他人の目には変なものとして映る。
この本には読者が最初に抱く"変"を別の形に転換させる力があり、違和感を理解させてしまう力がある。他人から見える絶対は絶対じゃないし、変な絵は変じゃない。真実に触れたときに出る変が絶対なんだと思った。