
さとお
@satoo_0105
2026年2月19日
読み終わった
ここ数年で劇的に広く知れ渡るようになった発達障害という言葉。現代社会へ生き辛さを感じている者が専門医療機関へ受診する数が急増している中、近しい徴候であっても発達障害と診断されないのがグレーゾーンと呼ばれる人たちだ。
本書は様々な発達障害について、著名人や患者の症例を挙げながら分かりやすく説明してくれている。が、ひとこと発達障害(例えばADHDやASD)といっても確信たる診断基準がある訳ではない。中には過剰診断もあれば、グレーゾーンたからといって無問題ということでもない。なら、この生き辛さとどう向き合うのか、それは診断よりも「特性」を理解することである。識字障害で悩んでいた幼い頃のトム・クルーズも、母親に演劇に誘われてその面白さに目覚めた。診療や意識の改善よりも、周囲の理解が生き辛さを和らげるのだ。

