
KSJ
@WWH_KSJ
2026年2月19日
毎日読みます
ファン・ボルム,
牧野美加
読み終わった
・本を読みながら意識すべきは世界と自分であって、「自分は今速く読んでいる」という事実だけを意識しても意味がない。わたしたちは、もっと速く読むために、ではなく、もっと多くのことを感じるために本を読むのだ。
・ありとあらゆる感性や思考の束が、伸びをするようにグーッと腕を伸ばしながら出てきて、わたしに話しかける。その言葉に誠心誠意答えていると、世の中に冷めていたわたしはすっかり消え去り、自分の中で起こる動揺にワクワクしているわたしだけが残る。本を閉じた瞬間、自分に対する理解が一センチほど高まった気分。せっかちな読書ではけっして味わえない気分だ。
・わたしは、読書とは自分を守るために物語を集める行為だと思う。
・最初から多くを理解しようという欲やプレッシャーを捨て、まずは、多少漠然とした態度でもいいから一度読んでみること。
・「その作家の本を一度読んでみたいと思っていた」から、何を言っているのか理解できなくても「その作家の本を読んでいる」の段階へ進んでいくこと。
・わたしたちは自分のことを隠して生きているが、本の中の人物たちは隠しては生きていられない。だからわたしは、彼らがさらけ出しているものを通して、わたしたちが隠しているものを見る。
・本を読む人が読まない人より揺らがないように見えるのは、読む人の心の中にある「人生の本」のおかげかもしれない。
