丸天斎藤
@marutensite88
2026年2月19日
Science Fictions あなたが知らない科学の真実
スチュアート・リッチー,
矢羽野薫
読み始めた
読み終わった
何気なく持っている科学に対する信頼感。これが意外と科学者側の意図的な不正や実験デザインの問題で脅かされていることを様々な事例でまとめている。
p値ハッキングで意図的に0.05以下が出るまで実験を繰り返す、というのは聞いたことがあるが、それ以外のハッキング方法についても色々紹介されており、査読論文でもこんな酷いことが起こってるのかと心配になる。
著者はNULLの結果を出すことの重要性を強調しているが、それも難しそう。
最近は論文の成果を簡潔に解説したりするサイトも増えたが、こういう本読んでると鵜呑みにして重症化するのは防げるかな。
しかし人懐っこいキツネを交配させていたら家畜化されたという話なんかへぇと感心してたのになぁ。
読み終わった。
しかしインセンティブ設計が微妙でいかに再現性の低い無駄な論文が出版されてるかというのは、科学コミュニティに属さない人間からするとしんどい事実ではあった。
税金だけでなく後進にとっても無駄なので、早くNULLの結果も誠実に共有されるようになってほしいな。著者は事前登録やプレプリント、データのオープン化など挙げてるけど、まだまだ前途多難そうだ。