
うゆ
@otameshi_830
2026年2月22日
千の目が光る森
エミリー・グラヴェット,
フランシス・ハーディング,
児玉敦子
読み終わった
フランシス・ハーディングの新刊!と飛びついたけれど…ちょっと…期待していたものとは違った。でも、彼女が今この作品を発表する、発表しなければならなかった理由を思うと…うん。暴力的なまでの侵食力で世界を呑み込んでゆく森をなんの暗喩と捉えるか。遠くを見通せる望遠鏡を盗まれそれを取り返そうと旅をする少女が壁の外の世界で見たものは。旅の終わりに辿り着いた未来へのひとつの道は。千の光の点と点を繋ぐように。
作者の言いたいこと、が前面に出てきてしまうファンタジーは説教臭く感じあまり好きではないのだが、森のイメージの濃厚さを描く筆はさすがのフランシス・ハーディング。


