
碧の書架
@Vimy
2026年2月13日

クメールの瞳
斉藤詠一
読み終わった
歴史フィクション@碧の書架
クメールの話だと思って読んだら、不思議な力を持つクメールの遺物を巡って現代日本で戦ったり謎を追ったりするお話でした。久しぶりに殺人事件ミステリーを読んだ気がwクメール自体はほとんど出てきませんでしたが、展開に勢いがあって密度が濃く、面白かったです。
思いがけず戊辰戦争が出てきたのにもびっくり。ちょうど幕末の東北に関心があって本を購入していた所で、この本もそこで繋がるとは思ってもいませんでした。先日「シャムのサムライ山田長政」を読んだのですが、これは逆にフランス人が南米からクメール経由で日本に来ています。幕末のフランス人…と言ったらお好きな方には通じるのではないでしょうか。戊辰戦争だし!(でもちょっとその方とは外してるけど)
遺物のパワーについてはオカルトが入ってるので、ここは好みが分かれるかも。過去と現在を行ったり来たりする文章も、私は気にならなかったけどどうかな?また、私は全然詳しくないのですが、ミリタリーがお好きな方にも面白いかもしれません。
使い捨てキャラや不必要なストーリーがなくて、全部かっちりハマってる感じ。そこが私は展開の速さに感じたのですが、遊びというか余地がない感じでもありますね。
そして、読み終わってから「一千億のif仮想歴史研究ファイル」の方だと気が付きました…!あれも面白かったけど、私、こっちの方が好きですw近現代か幕末か、短編か長編か、っていう違いかもw


