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@rkm17
2026年4月13日

山下洋輔の文字化け日記
山下洋輔
買った
読み終わった
読書メモ
(ただし15年ぐらい前に買った紙の文庫版)
1990年代ならば私はそれなりにジャズのライブにも足を運んでいたので出てくる当時のミュージシャンの名前を見るだけでも面白い。
その日の出来事について、だいたい1000文字ぐらいで好きに書き散らしてる日記的エッセイって、たしかに20年ぐらいまではブログ…いやホームページの《Diary》でよくありましたけど、SNS時代の今では意外と珍しいし、とにかくさっぱりまとめて面白く読ませるのがほんとに山下洋輔のすごいところ。
(追記: 読後メモ)
山下洋輔が何かを経験するとそこから連想するものの飛躍の数々。
まさに「結局、人間いつまでも乱入だ!」で面白すぎる。
ジャズプレイヤーはひたすら巡業し演奏するので旅行エッセイとしても読めるし、とにかく話題の引き出しの多さに圧倒されまくり。猫、小説、絵本、サッカー、野球、長距離ドライブ、ご親戚や数々の縁のある人々にまつわるエピソード…。ゴミの分別をするとなったら徹底的にやろうとするし、これこそ多動力なんだろうなと。
後半になると挾間美帆がまだ国立音楽大学の学生のときからの話も登場する。山下洋輔が抜擢してたから。もう褒めまくり。
もともとジャズ・ミュージシャンとはそうだったけれど、山下洋輔も才能のある若いジャズミュージシャンをどんどん見いだしては一緒に演奏してきた人。私は90年代かなあ…まだ開場1時間ぐらい前から新宿ピットインで並べば見れた山下洋輔と一部には著述家としてもカルト的な人気で知られるようになってきたけどまだ失神者が出るほどは人気でなかった菊地成孔とのデュオも見ているし…その頃のジャズミュージシャンの名前がたくさん出てきて懐かしかった。
2000年代のSNSが激しくなる直前までの、奔放なエッセイとはどのようなものであったか、その雰囲気が存分にわかる2026年の今だからこそ読んでみると面白くて刺激的ですよ。