
雨
@ametrine
2026年2月25日

読み終わった
スタープレイヤー第二弾。スタープレイヤーの佐伯視点での「サージイッキクロニクル」と、事故や病気などで人生を全う出来なかった人たちが召喚された「死者の国(ヘブン)」の話が並行して展開していく。
人間には、「自分の手で世界を切り開きたい」という欲求が本能的に備わっているんじゃないかと思う。ヘブンの住人たちが自分たちの文明を作り、次世代へ繋げていこうとする様は生き生きとして、生命力に溢れていて楽しそうだ。
佐伯の最後のシーン。
帰還のことを前作では「死」として解釈していた。異世界での記憶はすべて失い、元の世界の自分と統合する。確かに、異世界で彼が感じたこと、学んだこと、後悔や充足、共に過ごした人々との思い出、全てはなくなってしまう。
なんでも叶えてくれる力があっても、自らの力で得た経験でないと残らない、ということなのか。
