
双子の山羊
@50paginasxhora
2026年1月29日
読み終わった
@ 自宅
オリジナル漫画でコミティア出展おめでとう!
オリジナルを書いてほしいと持ちかけられた弥子さんが、己の胸の高鳴りと対峙しながら、グリルで焼いている魚を見つめる。ワクワクや不安な気持ちと向き合うときって、なにか一点を凝視してしまう。
コミティア会場で、女性同士の恋愛ジャンルに目が止まり、立ち読みする長女桃。弥子が「面白そう、私にも後で読ませて」と声をかける。見ないふりをするでもなく、何か聞き出そうとするでもない、この距離感を、弥子さんはどうやって体得したのだろう。
そして、プロの漫画家になった高校の同窓生との、好きな場所に戻ってきたからこその再会。結婚・出産・子育てをしてきた弥子さんと、仕事をしてきた和子さん。お互いのこれまでを労い合う。また繋がりができてよかった。
ジェーンスーが、「女は仕事、結婚、出産、育児と人生が別れていくが、50になると鮭が生まれた川に戻ってくるみたいに皆また集まり出す」と言ってたことを思い出す。弥子さんが見つめていたのは鮭だったのか。
また、この巻で、弥子さんは高校の時からお父さんの介護をしていたヤングケアラーだったことが描かれる。親の介護、三人の子育て、夫の介護、ずっと大変だった。どれもご自分で選択したことだとは仰るのだけど、それでも、この先は只々楽しいことをしてほしい。