
ロッタ
@rotta_yomu
2026年2月13日
ホワイト・ティース(下)
ゼイディー・スミス,
小竹由美子
読み終わった
西加奈子さんがYouTube番組で、「顎が外れるほどおもしろい、、、!」とおっしゃっていて、そこまで言うならと、さっそく読んだ本作。めちゃくちゃおもしろいです!!でも、難しいです!!一度で味わい尽くそうなんて無理だ〜〜!!だから、また読む!!
この「難しい」を少し紐解くと、扱っているテーマの多さ、複雑さ、答えのなさ、です。イギリス・ロンドンに住む、労働者階級の白人男性アーチーと、旧植民地出身のベンガル人ムスリム男性サイード。ふたりの友情から物語ははじまります。
ここまでで、もう察しますよね?階級、人種、帝国主義、植民地、宗教、移民、「違い」だらけ。でも、ふたりは唯一無二の親友です。やがてふたりはそれぞれ、アフリカ系黒人女性と、故郷ベンガル人の伴侶を得ます。当然、ここでも一悶着。
そのうえ、中流階級のユダヤ人一家、移民2世となるお互いの子どもたち、、、。登場人物が増えるほど、カオス化は止まりません笑(まだまだ登場人物はいるよ)
あらゆる違い。あらゆる信念。
あらゆる譲れなさ。あらゆる迷い。
そんなものをぎゅっとごった煮にして、皮肉というスパイスをたっぷりまぶした小説。それが「ホワイト・ティース」です。ね、一度読んだだけで味わい尽くそうなんて、できない笑 そして、この混迷のなかでいちばん傍観している(蚊帳の外とも言う)のが、イギリス人・無宗教・白人男性であるアーチーなんですよね。、、、また読む!!






