

ロッタ
@rotta_yomu
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きょうも本を読みます
ひっそりと機嫌よく
- 2025年10月11日歩くこと、または飼いならされずに詩的な人生を生きる術トマス・エスペダル,枇谷玲子気になる歩きながらくだらない考えを重ねる時間がわたしには必要なので、でもそんな時間を共有できるひとってなかなかいなくて、だからそんな時間の小説だなんて読まねばならない
- 2025年10月11日
- 2025年10月10日
- 2025年10月10日
- 2025年10月10日アンダー、サンダー、テンダーチョン・セラン,吉川凪読み終わった「フィフティピープル」で有名なチョンセランのデビュー作。韓国の寂れた地方坡州(パジュ)に住んでいた男女6人の青春。 語り手は30代になった6人のうちのひとりの女性。彼女は現在の彼らと語り合う。高校生だった彼らを振り返る。現在の彼女はビデオカメラを手に、仲間たちの姿、家族の姿、恋人の姿を断片的にカメラへ映す。現在、過去、映像、この3つの視点がなんともノスタルジックな「アンダーサンダーテンダー」の世界観を作り出す。 青春を終わらせて見送る。 かつてのわたしたちにさようならを言う。 ようやく言える。
- 2025年10月10日伝言中脇初枝気になるかつてあった国「満州」についてわたしはあまりにも何も知らないので、ちゃんと知っておきたい。それは、なにを夢みたのか、なにをしたのか、なにをされたのか、なにを失ったのか、残されたものはなんだったのか。
- 2025年10月10日
- 2025年10月10日
- 2025年10月8日ふたたび歩き出すとき 東京の台所大平一枝読み終わった大人気ルポ 「東京の台所」 シリーズ最新作。台所を通して見る市井の人びとの半生。どんな家庭に育ってどんな幼少期でどんな出会いがあってどんな別れがあってどんな思いでどんな大人になって。笑って、泣いて、食べて。 実際に会うこともないし言葉を交わすことも決してない人びとなのに、むき出しの大事なことばが沁みこんできて、静かな声は誰よりも近くに感じる。 「何も失っていない人などいない」 「笑いながら話しているのに、目に涙があふれる」 ----- ・東京の台所 ・男と女の台所 ・それでも食べて生きてゆく 東京の台所
- 2025年10月8日
- 2025年10月8日本と偶然カン・バンファ,キム・チョヨプ気になる「わたしたちが光の速さで〜」の優しくて強くて漠然と寂しい世界を作り上げた人がどんなことを考えどんなことを見ているのか、エッセイで知ることができるのがとてもたのしみです
- 2025年10月8日孤独の時間。群像編集部読んでる読み始めた一穂ミチ 「悪くない。全然、悪くない」 井戸川射子 「望んだ孤独を、孤独とは呼ばないはずだ」 稲垣論 「孤絶はなくすべきだ。しかし人とともに生きるかぎり、さみしさからはのがれられそうもない」 上野千鶴子 「孤独とさみしさは違う。孤独だからさみしいわけではない」 背筋を伸ばして孤独を謳歌できるひとにわたしはなりたい。孤独ってきっと悪くない。
- 2025年10月8日
- 2025年10月8日
- 2025年10月7日白いしるし西加奈子読み終わったこの言葉に心当たりのある人にすすめたい。 「のめりこむのが悪いのだ、とか、もっと自分を持て、などと、友人は私に忠告したが、私は、やはり簡単に恋人にのめりこんだし、かといって、その世界から簡単には抜け出せなかった」 恋愛ってなんでこんなに人を愚かにするのでしょうね。
- 2025年10月1日サラバ!(中)西加奈子読み終わったぐわーーっと物語が動きだす。 もっといろんなことを吸収して、考えて、言葉にできるようになれたら、いや、なる(願い)。 西加奈子が伝えたいものがあまりにも大きくてまぶしい。 ---- ᝰ✍🏻以下感想を箇条書き 「今俺がおる世界以外にも、世界があるって思える」 →わたしの場合、だから本を読んでいる部分がある、、、 須久くんに憧れる 誰のことも平等に見ることができる 自分の意思をもっている 虚勢などいらない 周囲に流されない 「うちに来る人たちが、信じられるものなら、何でもな、良かったんや」 →なにかを信じることは人が生きぬくためにとても必要なんだとあらためて 矢田のおばちゃんの懐はどこまでも深い ---- ◯「愛されない」と思うことを、「足りない」と飢えていることを、姉が自分のせいにすることはないように」 すごい文章!!! 愛されないのは、足りないのは、自分のせいなんだと責めてしまうけど、それはわたしのせいではないんだと、そう思えるだけで世界は違うものになる。それを人のためにできるなんてそんな考え方があるなんてわたしは知らなかった。 ◯「あらゆる人の、たくさんの苦しみ。決して解決できないものもあったし、どうしても納得出来ない残酷な出来事もあった。きっとそういう人たちのために、信仰はあるのだろう。自分たち人間では、手に負えないこと。自分たちのせいにしていては、生きてゆけないこと。それを一身に背負う存在として、信仰は、そして宗教はあるのだろう」 日本は(主語が大きすぎる?)カルト宗教のせいでどうしても宗教は怪しいもの、近づきたくないもの、愚かな人間の危険な思想、という先入観が強いけれど、信仰の存在にはこういう一面があるということは忘れないようにしたい。 ◯「自分で、自分の信じるものを見つけなあかん」 わたしはわたしを信じていないし、わたしが信じるものを信じていないし、そもそもそも何を信じているかもわからない。まずはそこからなのかもしれない。
- 2025年10月1日
- 2025年10月1日
- 2025年9月30日サラバ!(上)西加奈子読み終わった文庫3冊の上・中・下巻という分厚さにおののいていたけれど、思い切って読み始めてみれば、「長いなあ、、、」なんて思う暇もなく、登場人物たちの魅力と西加奈子の気迫にぐいぐいと引き込まれてしまう。 この小説の主人公は、圷歩(あくつあゆむ)。 成長した歩が過去を振り返るという構成で、上巻では彼の出生〜エジプトでの小学生時代が描かれている。 歩は考える。 駐在員家庭で恵まれた自分と、貧しいエジプト人との違いはなんなのだろう。 「僕と『彼ら』との間に、どのような違いがあるのだろう」 「どのような違いが、この差を生んでいるのだろう」 歩は思う。 貧しい家庭の少年ヤコブはなぜ堂々として気品あるまっすぐな立ち振る舞いができるのだろう。 「ヤコブは恥じていない」 西加奈子の小説は、いつもわたしに勇気をくれる。 こころを満たして恥じない自分でありたい。 力づよくそう思って、中巻へ!
- 2025年9月30日季刊日記 創刊号こだま,ネルノダイスキ,ドミニク・チェン,pha,伊藤亜和,初見健一,前田隆弘,北尾修一,古賀及子,こうの史代,品田遊,図Yカニナ,堀合俊博,大森時生,安達茉莉子,小沼理,尹雄大,山本浩貴,東直子,松浦弥太郎,林健太郎,柚木麻子,柿内正午,桜林直子,植本一子,武田砂鉄,浮,ピエール瀧,牧野伊三夫,猪瀬浩平,福尾匠,竹中万季,荘子it,葉山莉子,蓮沼執太,藤原辰史,蟹の親子,野村由芽,金川晋吾,鳥トマト読みたいこ、これは、、、!楽しみすぎる! わたしも今日から日記を書きたい気分になる(感化されすぎ、そして続かない)
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