
夜さり
@y-philia
2026年3月6日
アレキサンドライト
山藍紫姫子,
角川書店装丁室
読み終わった
XのTLで見かけて、紙の本がなかったので電子で購入。耽美小説というものを初めて読んだ。折檻や拷問のシーンがむごくて薄目で読んだが、シュリルとマクシミリアンの関係性が明らかに変わった弟の首を幻視したシーンが良かった。行為の描写は匂い立つような色気を感じ、これが耽美小説なのかと勉強になった。
二人の男を狂わせ、作中でもずっと神秘的な象徴として描かれていたシュリルが最後に自分の意思でマクシミリアンを求め、剣を受けて傷を負ったことで「ただの人間」になり、これからは自分の人生を生きるのだと明るい未来を暗示して終わったのが私好みだった。