コズミック書店 "戦争の法 (文春文庫 さ 3..." 2026年3月1日

戦争の法 (文春文庫 さ 32-5)
著者に珍しい日本を舞台にした作品。...なんだけど終盤に欧州の場面がねじ込まれているのはもうお家芸の一種として狙ってやってるんだと憶測した。 N***県が分離独立を宣言し共産圏の参加に編入された架空戦記。解説にあるように戦記に必須のヒロイズムはバッサリ切り落とされている。にもかかわらず読み応えに溢れている。ページターナー。 『ミノタウロス』から著者の作品を読み始めたが、醒めた理性で描く表現が、読んでてテストステロンが分泌されそうな迫力をたたえている。 あと、これはごく個人的な感想だけど、読んでてなぜか郷愁を感じた。共産圏に縁はないしゲリラになったこともないんだけど。読みながら自分の過去がバンバン蘇った。不思議~。
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