むくげ "愛蔵版 アルケミスト" 2026年3月1日

愛蔵版 アルケミスト
愛蔵版 アルケミスト
パウロ・コエーリョ
この作品を読んでいると、信仰心とは何かを考えさせられた。あらすじとしては、少年が旅をして見識を深め、やがて夢を叶える物語ということになるのだが、そこには多数の宗教観が見られるように感じた。わたしは普段特別に何らかの宗教を信仰して生きているわけではないので、この物語のところどころでピンとこない場面が登場する。そこには、さらなる他者への理解が必要だと感じた。作品内には運命や前兆というキーワードが散りばめられていて、これらがどのような意味合いで使用されているのかを、今のわたしは真には理解していないと思われるからだ。 マクトゥーブという言葉は、「それは(すでに神によって)書かれている」と訳されていた。この訳を鵜呑みにするのではなく、また、言葉での理解に囚われるのではなく、心で理解できる日が来るといいなと思う。
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