
菫野
@etoile_o68
2026年3月1日
読んでる
p64 "生身の人を知って、その人のことを幻より好きになりたい、とは少しも思わないけど、でも、「あなたが好きです」と思うとき、その言葉がまっすぐだといいなと願っている。幻だけを見て、その人自身がいるのを忘れるのは嫌だ。なんにも個人的なことは公にしてくれなくていいけれど、何を思って何を考えているかなんて教えてほしいなんて言わないし、むしろ言いたくないことは全部言わずに済むような世界であってほしいと思うけど、私は「あなた」をまっすぐに見ていたい。"
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生身の人間をファンとして応援し始めたのが比較的最近だからなのか、たとえそれが恋愛感情でなくとも、同じ世界に生きている人を好きでいることの責任の重さに未だに慣れない。同時に、自分の感情を少しずつ言葉にする練習をしなければ、何がなんだかわからないまま"好き"の気持ちだけ抱えて応援することになってしまい、それは不誠実なのではないかという気持ちに駆られる。この本を読んでいる最中、あまりの共感でぽろぽろ泣いてしまうことがあって、少しだけ感情の輪郭がわかったような気がして、うれしかった。いつか自分の言葉で自分の気持ちを整理できるようになるために、いまはこの本を携えて自分の感情の揺れ動きを見つめていたいなと思う🎀