ファンになる。きみへの愛にリボンをつける。
49件の記録
ゆう@yu_322025年11月13日読み終わった宝塚を愛するタヒさんが、自らの内なる愛を見つめ、「好き」に改めて向き合った軌跡を記したエッセイ。 雑誌の連載に書き下ろしを加えて書籍化。 誰かを、何かを「好き」になることはとても個人的な営みだ。 だから時折見つめ直したくなるのかもしれない。 「推し」がいる人にはぜひ読んでほしい一冊。 タヒさんは「好きでいること」について、「愛」について真剣に考えている。 愛を「向ける」自分について、そして愛を「向けられる」人について。 難しく考えすぎでは?と思う人もいるかもしれないが、本当はきっとこのくらい考えないといけないのかも。 いきすぎた「推し活」とか一部のファンの暴走とかを見聞きするとそう思う。 タヒさんの、いわゆる「推し」が辛い思いや不快な思いをしないよう、タヒさんは細心の注意を払いながら、情熱的に、しかし静かに応援を続けている。 タヒさんほど公演に通っているわけでも、ファンレターを出しているわけでもないけど、私にも「推し」、応援している人がいる。 その「推し」のきらめきや、舞台のことを重ね合わせるのはどうなん?とも思うけど、つい重ね合わせてしまって胸がギュッとなった。 コロナ禍での休演や無観客公演とか、心が苦しくなった。 それでも推しは希望を捨てずに輝いていたし、今でも歌や踊りや演技、様々なパフォーマンスで私を魅了し続けてくれている。 私たちは「推し」を応援している側だと思ってしまう。 確かに一面では正しい。 けど、別の一面では、「推し」が誇り高く舞台に立ち続けてくれているから、私たちはその姿に希望を見出すことができる。ファンでいることができる。 「愛」をもらっているのは私たちの方なのかもしれない。 とにもかくにも、「推し」が「推し」でいてくれること、大好きな存在でいてくれること、自分がファンとして「愛」を向けることができること、それら全てが奇跡だ。






YUI🍮@yu-hi2025年11月5日読み終わった感想この本は推し活について、あらゆることに考えを巡らせていて、共感や気づきをたくさん受けとれました。 その人を大切に思うほど、表情や言葉のひとつからいろんなものを汲み取ろうとしてしまうし、心配になったり不安に思ってしまうこともあります。この本には、推し活の楽しさの一方でそういった不安や苦味のような感情がたくさん書かれていて、その気持ちにとても共感しました。 また、タヒさんは、ファンの愛を受け取る側のことをすごく考えている方だなと感じて、タイトルにもそれが表れていて素敵だなと思いました。 人を推す場合、相手にかける言葉や視線は、とてもセンシティブなものだと思います。今はsnsなどで簡単にファンの言葉が届けられる(届いてしまう)時代なので... 先日推しのコンサートのコメントで、「2025年はデビューしてから1番泣いた年でした。強い人だ、いい人だ、というメッセージは嬉しかったけど今年はそれがプレッシャーになっていました。失望させるのが怖かった。そして、それをファンの皆さんにも両親にもバレたくなかった。」と話したメンバーがいました。 デビューして5年間、、誰よりも明るくパワフルにメンバーを引っ張っているリーダーの言葉でした。。 私たちに見えているのは、ほんの一部であることを思い知る瞬間でもあったし、ファンは推しのために何ができるんだろう、、どんな言葉をかけられるのだろう(かけてはいけないのだろう)とすごく考えさせられました。 それに正解はないと思うけれど、今回のようにポジティブと思われる言葉でも、ときには重荷に受け取ることもあるんだよなということを心においておきたいなと思いました。。 この本を読んで、推していてちょっと辛くなる気持ちは、その人のことが好きだからこそ生まれる素敵な感情だと思えたので、苦味のような感情も否定せずにこれからも推し活していこうと思いました。 あーだこーだ言ってしまいましたが、 推し活について一旦立ち止まってじっくり考えたい方におすすめしたい1冊です!

lucy@lucy1002025年10月17日読み終わった自らの「好き」という感情に真っ直ぐに向き合い紡ぎ出された言葉たち。 どれも美しく、透明感があり、たまに苦しさもあった。 タイトルもほんとうに素敵。ふとした時に読み返したい。
みどりのくま@meinliebing-05052025年7月29日読み終わった好きだからこそ、ぐるぐると考えてしまう。そんな心模様をそのまま言葉にしたような、ひたむきなファンとしての想いが書かれてた。
umi@Umibook_2025年3月25日読み終わったすきだけじゃない気持ちが自分の中にもあって、この感情はこれだったのか!と気づいた ただすきで応援していたいだけだからファンレターなんて書いたこと無かったけど、もし次の現場が当たったら書いてみようかな
umi@Umibook_2025年3月23日読んでる「好き」の言葉に含まれる細分化がすごい 応援したい気持ちと推しに幸せになって欲しい祈り、あと少しの申し訳なさ、私の中にもそういうものがあるわけだけど、それを言語化してくれていて、そうそうこれこれ!となることばかり ファンレターのお話がすき




umi@Umibook_2025年3月18日買った・かわいい装丁 ・前に著者さんの書く詩を読んで、素敵な言葉を使う方なんだな〜と気になった ・私自身舞台が好き 他の目的で本屋さんに行ったけどつい手に取ってしまった

ハンナ@hannah_395142025年3月11日読み終わったまた読みたいこのバンドが好き!この音楽が好き!とたまらなくなる、わたしの気持ちと 規模や距離感の差はあれど、根本は同じだと感じられてしかたない。nodding like 赤べこ🙂↕️🙂↕️🙂↕️ 宝塚受験してた子に「タカラジェンヌはお客さんと目を合わせるように鍛えられるんか!?」と訊いた どこまで行っても、純粋な愛! 自分の中の好きという気持ちを、こんなに詳しく観察できる人いるんやな、、、 帯の文言はちょいと気に入らなかった そういえば、これは志津で常連らしきおばちゃんに「そんなに自分用に本買うの!?いいわねー」と言われながら買ったうちの一冊ですぇ
あ@ume_combucha2024年10月6日読み終わった心に残る一節『好きは、幸せなど連れてこなくても十分に特別だ。』 『私は、私の「好きな人たち」がとても好きで、その人たちを好きだと思える人生が好きだから。』 『私にとって、奇跡はあなたの名前がついている。』 『「好き」をいつまでも、好きな人の幸福を祈る気持ちにしておきたいな。』 『この海の水全部が大切で、「好き」に関係する感情は全部忘れずにいたいって思う。』 私の好きのバイブル 何かあったら絶対読み返す これからも好きを大切にしていきたい










































